見出し画像

いつまでも君を想う


#猫の日
ということで愛猫の思い出に浸かっていました。


……

……

幼少期に友人から
「近所に子猫がいるんだけど見にこない?」
と連絡がきた。
父と2人で友人宅へ向かうと
駐車場でこちらを警戒してる子猫
それが後に我が家にやってきたわけですが

当日は犬も飼っていたし
命を預かる上で家族会議を!の方針のはずが
父は子猫を抱き、「家に帰るぞ」の一言で
相談・会議もなく猫を飼うことになりました。
母は勿論憤怒していたし、猫を飼うことも初めてだった我が家。

独断と偏見で牛乳を上げてみたり(勿論下してた)
猫嫌いの兄弟(勝手に連れ帰ったことの怒り故かも)から近づけてはいけないと行動範囲は狭い狭い
野良だからノミが飛んでいたり……
と今では考えられない環境で
制限されていていたなと思い出しました。

といってもどんどん横にも縦にも大きくなる愛猫。
力もどんどん強くなって、家にある留め具を首の筋肉で破壊したときは驚いたし
行動範囲を自力で広げていたのを目の前にし
笑ってしまった
ウチノコツヨイ……

私は帰宅後ずっと愛猫といたくて
うざがられても絡みに行ったし
構ってとアピールされても無視したりと
両者気分屋みたいな感じで大人になっても過ごしていたから相棒のような気分だった

愛猫からノミが出てきた時は
無知すぎて手でノミ潰したり、笑ったりして
結局病院行ったら秒でノミが消えていったので
早く行ってあげればよかったなと思ったり、
脂質の多い餌が合わず体調崩してしまったり
気が弱いのに外猫に喧嘩を売っていたり、
家の窓から外の景色をみて、換気中の網戸から脱走するくらい外に憧れていたり

たくさん手が掛かる愛猫だったけど
結局は大切な家族で
私の心の拠り所。

脱走してもその日には帰ってきていた愛猫。
一回だけ、
脱走して21日くらい帰ってこなかったことがあった。
朝、夜は家の玄関を開放し近所に探しに行ったりしてた。心労してた気がする、生きた心地がしなかった。ある時、出社前の兄弟が「近くになんかおんで」の一言で愛猫が帰ってきたんだけど
背中も傷だらけ、声が潰れたようにガラガラで
体もヒョロヒョロだった。真っ直ぐ歩くことも困難で生きて帰ってきてくれた。それだけで幸せだと感じた。

脱走前にケガをし動物病院にて注射(特効薬っていってた)打ったおかげなのか比較的早く回復して、また、以前は少し痩せようね〜と言われるくらい体が大きかった愛猫だから体力持った??
……と色々重なって生きてたんだと思う。

……
高いところのキャットタワー
以前は体が大きくて入らなかったのに入れるようになってた。(自信持つなよって思ったり)
ヨイショの掛け声で抱っこしてた愛猫を
軽いな〜って持ち上げられるようになったし
身軽すぎて悲しくなったり
ふと脱走したときを思い出したりと
濃ゆい経験をさせていただきました。


基本寝てたから寝てる写真しかなかった



そんな愛猫はもうこの世にはいませんが
一緒にいたこの十何年はかけがえのないもので
ありふれた日常に紛れすぎて
いないことが不自然なくらい
今にでも現れそうなほど。
さみしいときは君を想う
うれしいときも君を想う

もし今後動物を飼うときがあれば
その時は多分君を飼った時とは
全然変わると思う。
だってあの頃は子供だったから
大人になって飼い始めたことはないから
どうなるんだろうね。

………
対等な関係でいてくれてありがとう。
君は人間だと思ってたでしょ
猫なんだよ。知ってた?


……昨日、姉が愛猫の写真をみて笑っていたので
私はそのおこぼれを貰ったので
猫の日に乗っかってみました

母と姉が私を呼ぶ時に愛猫の名前を呼び、
逆に愛猫を呼ぶ時に私の名前を呼んでいたのは
今でも解せない。


ハーゲンダッツ様が期間限定で
素敵な企画を……𓃠𓃠𓃠



もっとマシなのなかったのか……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?