思い出の試合を振り返る 2009年 都市対抗神奈川予選 東芝対三菱重工横浜
この日は長い一日で。まだ真面目な社会人野球ファンだったので、準決勝第一試合日産自動車対ENEOSの試合も見た。
この試合は延長となり、ENEOS大塚から村上恭一選手のタイムリーで9回に追いつき、延長13回に須田選手のタイムリーで日産が勝利でした。
日産はこの年休部が決まっていました。最後の都市対抗予選ということもあり、ものすごい粘りだった。応援も気合はいってたし。
準決勝第二試合は三菱重工横浜対東芝。三菱重工横浜は東北大会で優勝して、勢いが会ったけど、渡部選手が出場できず。自分はなんでか知らんかったけど、後で聞くと東北大会で怪我していたそうです。
この年の東芝は絶不調だった記憶がある。それでも都市対抗予選になると変わるチームと聞いていたし、磯村投手だしどうなるのかなという。
しかし三菱横浜がポンポンと点を取り、亀川投手も素晴らしい投球で。ほとんど、寄せ付けない感じだったと記憶してる。
7回頃トイレに行った帰りある人に会い。「もう勝てますね」と声をかけると「まだわかんないよ」と。当時は怖さをよく理解してなかったので、弱気だな、大丈夫だろうと踏んでいたが、9回にゴンちゃんが出て肝を冷やすことに。
当時の記録を見ると、1アウトからデットボール、ヒット、アウト、ショートのエラー。あのエラーは信じられないようなやつで・・。
代打に迎里捕手が出てきて、打球が三塁線へ。抜けたら同点じゃん・・・とヒヤッとしたが、ファールでした。そのとき、都市対抗予選の怖さをちょっと理解した。
ゴンちゃんはストレートはすべてが150超えてたけど、空振りを取れるボールじゃなかった。でもいいキャラでしたし、スピード表示されるたびに「うおおお」という声がしましたねえ。
あれが抜けて同点になっていたら、負けていただろうなあ…。あのエラーになった瞬間、ものすごく嫌な感じでしたからね。
これで第一代表決定戦は三菱重工横浜対日産自動車ということに。「都市対抗予選は気を抜いちゃいけない」と教えてもらった試合でした。
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