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JABA長野大会決勝 三菱重工East対NTT東日本

決勝で待っていたのは煮え湯を飲まされ続けているNTTE。長野では2019年の準決勝で下川にホームスチールをされて負けています。去年の選手権準決勝もしかり。

先発は池内。以前NTT東日本船橋グラウンドで投げた際ボコンボコンに打たれていただけに不安はあった。

しかし蓋を開けてみれば好投。打線は4回に武田の犠牲フライで先制するがなお3塁で得点ができず。雰囲気が悪い。

池内は3回満塁のピンチを迎えたが、抑えた。

6回からは本間。正直代えるなら別のピッチャーかと思っていた。代わりばな先頭にフォアボール、ヒット、バントで逆転のピンチ。1人は抑えたが、またしても下川にやられた。

1点ビハインドの三菱はチャンスを作るも走塁ミスで併殺に。3-2なので自動エンドランだと思いますが、なぜ止まったんだろう。一塁ランナーもなぜ一目散に一塁に戻らないのか。


痛すぎたのでこれでないな・・・と密かに思ってしまった。8回裏、1アウトから江越と矢野が連続四球。山中はゴロで2塁3塁。もうここしかないという場面で、パナソニック戦に続き小柳が逆転3ラン。

しかし2010年岡山大会で優勝を確信したあとにボコボコにされた「岡山の悪夢」もありましたし、決して楽観はしていませんでした。

ロキテクノ戦で打たれた長島でしたが、この日は3人で終了。優勝となりました。三菱重工Eastとしては2020年の北海道以来。私が目の前でJABA優勝を見るのは、2018年以来2回目です。


雨のため表彰式はなし。
旗と縦授与だけ。


安田コーチが寒そうにしていますが、おそらく7℃くらいだったと思います。寒かった。


松下副部長の胴上げ。三菱重工横浜が2009年に東北大会で優勝したときの監督さんですが、そのときは遠征ができる環境にいませんでした。(行こうとしたが、強硬に反対された)さすがに胴上げ経験者、きちんと両手を上げています。

佐伯監督は都市対抗優勝までしないそうです。

スポニチ大会にがっかりし、4月のOP戦もいまいちで、日本選手権は無理かも。と思ってました。初戦のロキテクノ富山戦に負け、パナソニックにも勝てそうな気がせず、早々に敗退かなと思っていましたが、新人山中の同点ホームランから、流れが変わった感じです。

自分はあまり神奈川に頑張ってほしいとも思っていないのですが、東芝ENEOSに続いてJABA大会を制す事ができて、地区のレベルの高さを証明できたのではないかと。

また、NTT東日本には前回ホームスチールを決められ、篠ノ井までふてくされて帰りました。また、なぜかJR東日本のグラウンドで「だっせっw」みたいなことを言われたことがあり。全国の仮りは全国でしか返せないので、長野の仮りは返せたんじゃないかと思います(MHPSじゃないけど)

横浜から来られた方がいて、自分には珍しく声をかけると「良かったね、はるばる来て」などと皆さん喜んでいました、もちろん私も同じ気持ちですし、選手の皆様に感謝しています。

このチームが本当に強くなるには、こういう成功体験が必要なんだろうと思います。まずは1つ結果が出て、本当に良かったと思います。

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