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アートから始める「性教育プログラム」〜CrowdVenture[冒険の地図]

「性教育」
って身体とセックスのことだけ?

動物か

人間なんだから
そこじゃないだろ

大事なのは「男女の素敵な関係」

生物や保健体育の前に
美術や音楽とか国語や社会で教えなきゃいけないこと
いっぱいある

セクシャルメッセージだらけの世の中

世の中はセクシャルメッセージだらけ
ほとんどがそれででできてるようなもの

子供たちだって毎日見てる
それがある日突然気になって仕方なくなる
自分の心でなにかが起こる

「どうすればいいの?」

戸惑う前に教えてあげなきゃ
その”気持ち”の正体

昨日までなんともなかったのに
ある日突然湧き上がる”変な気持ち”
じゃれ合ってたあの子がなにか特別に見えてくる
普通に口もきけなくなる

いつも聴いてるJPOPの歌詞の意味
美術の時間の裸婦画やネットで見かけるビキニのアイドル
ファンタジーの英雄のご褒美がお姫様って…
小説に描かれる男女の愛の”なんとか”…

ある時突然わからなくなる
それってなんなの?
どうしたらいいの?

“どこになにをいれるか”なんてことだって
今じゃネットでいくらでも見れる
大人はそれをまるで”犯罪”のように避けたがるけど

でもあの子に対するこの”変な気持ち”をどうしたらいいのか
誰も教えてくれない
誰にも聞けない

キスや裸を妄想すると”あそこ”がうずいちゃう
それがいけないことなら
自分はおかしいの?
悪い子なの?

カリキュラムポリシー

「男女の素敵な関係」を作ること
それが「性教育」の一番の目的

男の子は女の子を護らなくちゃならない
女の子は男の子を操らなくちゃならない

そこから「性教育」は始めなければ

女の子が被害者にならないよう
男の子が加害者にならないよう

そのために何を知っていなきゃならないか?
そこから「性教育」を組み立てる

全部アートの中で描かれてる
これまで幾千幾万のアーティストたちが教えてくれている

そのメッセージを読み解けば
答えにつながる糸を見つけられる

ステップ0:子供のピュアな気持ちから

子供たちなら誰でも大好きなディズニーのファンタジー
「ラブロマンス」なしの作品なんかない
ミッキーにもミニーがいる
グーフィーにだってMrs.グーフィーがいる(らしい)

男の子がなりたいヒーローが守るのはヒロイン
女の子が憧れるプリンセスは素敵なプリンスを待ってる
最近は待ってるだけじゃなくて売り込んだり”教育”したりもするし

それが異性に対する最もベーシックな”気持ち”で
これを純粋に大切にして”良いセックス”まで繋げられればいい
これが理想

女子の体の変化をからかう男子は
とりたてて悪意なんかじゃなくて
ただの”おふざけ”の延長でしかない

男の子は誰だってヒーローをやりたい
でも自分はなれないと思ったら
ヒロインをイジメる悪者になるしかない

女の子は誰だってプリンセスをやりたい
でも自分はなれないと思ったら
たとえ乱暴でもかまってくれる男を選ぶしかない

どうしたらいい?

それもこれも全部アーティストが教えてくれてる

ステップ1:”気持ち”の正体の理解

まずは「好きな作品」をみつけて
感想文を発表

大事なのは深く解釈すること
そうして男女関係についての”気持ち”の仕組みを理解する
そして自分の”気持ち”をちゃんと理解する

それって国語や道徳だよね

”気持ち”が
「相手を大切にしたい」という思いに素直に結びついてるなら
問題ない

「傷つけたい」とか「どうでもいい」というなら
それは「性教育」以前の問題
極端な場合は専門カウンセリングも必要かもしれない

ただ「性教育」という厄介な段階前なら
見つけやすいし対処しやすい

それも思春期以前
小学生なら矯正もしやすい

どんな作品に興味を持ってるかにより
その子の性向を評価する手がかりにもなる
ここはAIも使えるだろう

ステップ2:”気持ち”から”行為”へ

そしてその次に
その”気持ち”が行為にどうつながっていくか
それを教える

”気持ち”が先にあって
相手の身体に触れたくなる
キスやボディタッチやそしてセックス

”気持ち”の正体を知ってて
どうすべきかを教わっていてこそ
その意味や方法も学べるだろう

セックスが二人の子供を作ること
このことを教えるのもこのステップだろう

ステップ3:身体とセックスのテクニカル教育

そして最後のステップにテクニカル教育
愛撫やセックスのための技術

そこで初めて身体の仕組みやセックスの方法を学ぶ

これが”心のある”人間としての正しい流れ

”セックス教育”の適齢期そして親の教育

セックスそのものをいくつから教えるべきか

それは個人差が極めて大きいものだろう
子供それぞれにタイミングがある

そのものに興味を持った時
そういう可能性のある相手ができた時
女子には初潮というタイミングも

一律に”何歳で”とはしない
ただし”何歳までに”というボーダーは用意しなければならないが

”学校”として教えない代わりに
家庭で教えられるフレームワークを用意する

具体的にはビデオ教材と親向けのハンドブック

それをいつ子供に見せるかは親に任せる
”学校”がすべきは親のサポート

親にも「「性教育」のための教育」が必要だ

生きる心と技を授ける教育

それより本当にもっと大切なことが
今の教育ではお座なりになっている

生きていくための心と技術

生きていきたいと思う心と
生きていくために社会で必要な知識や技術

これが教育の唯一最大の役割

「生きていきたい」と思い
「自分を大切にしたい」気持ちがあってこそ
はじめて性教育は意味を持つ


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