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戦後GHQの日本占領政策のこと

「戦後日本の自虐史観から目を覚ませ」

ネットで盛んに唱えられるプロパガンダ

それは悪くないし
もはや今では親の親ですら「戦争知らない子どもたち」
日本の子供たちが歴史を”正しく”学ばなくてはならないのは当然だ

ただ
GHQの戦後政策を知って
「酷い奴らだ」とアメリカを憎悪するようにはなって欲しくない

例えば昨今のコメ離れにつながる流れ

アメリカの小麦を買わせるために
学校給食をパンにして
子どもたちをご飯からパンになじませたとする
日本人でもあまり知らないだろう
アメリカの”巧妙な政略”

それを称して
アメリカの陰謀で“小麦漬け”にされたと恨むのは
どうだろう
”逆恨み”というのでは?

なんであれ戦後の食糧難を救ってもらったことは事実
前後の経緯を別にして感謝すべきことではないか

コメ離れが問題なら
「国策」で巻き返せばいい

今の食料自給率の低さを過去の占領政策のせいにしてても始まらない
米余りを回復できないなら輸出すればいい
日本米のクオリティは世界で評判だ

米食が減ったのはアメリカのせいで
世界的に美味しいパンを作れるようになったのは日本人がエラいから?
それってちょっと虫がいい

「占領国」が「敗戦国」を思いのママにするのは
つい先ごろまで”植民地支配”という横暴を働いていた国としては当然のことだし
それを考えても日本国民はむしろたくさん救ってももらったんじゃないだろうか
それになんと言っても
GHQから解放されてもう半世紀以上も過ぎている

何百年にも渡る植民地支配から解放された東南アジアが
ほんの数年日本に植えつけてもらった反骨のタネから
たった数十年で独立国家にまで結実させた

回復した「自由」の中
半世紀間日本の先人たちが何をやってきたのか
何をやってこなかったのか
そしてこれから自分たちはどうすべきか

日本の子供たちに教えるべきは
「他国の陰謀」のことよりも
「自ら」を省みて行動することだろう


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