note_カメルーン送金対応

【月次のご報告】カメルーン・ファンドにおける国外送金手続きにつきまして(2019年12月)

掲題の件につきまして、2019年12月における経過のご報告をさせて頂きます。

着金の状況につきまして

2019年12月6日に当社はOvamba社カメルーン法人より、カメルーンからの国外送金が実施できている旨の連絡を受けました。

2019年12月末時点で、Ovamba社カメルーン法人からOvamba社モーリシャス法人への送金を受けて、Ovamba社モーリシャス法人は約241,000ユーロの資金を当社エストニア法人に返済しています。

着金した資金がそれぞれ当社ファンドの何号に該当するものかの内訳を、現在当社はOvamba社カメルーン法人と確認しており、確認ができ次第該当のファンド投資家の方への分配を行わせていただきます。

当社は、Ovamba社モーリシャス法人が送金業務を委託する提携金融サービス事業者を変更する手続きが済み次第、2020年1月中または2月の段階で、1,038,000ユーロを追加で送金できる見込みである旨の連絡を受けています。

また追加の資金につき、現在当社はOvamba社カメルーン法人に確認を行っております。

BEAC(CEMAC地域(カメルーン等の6か国からなる共通通貨圏)の中央銀行)との面談につきまして

2019年12月23日に当社代表の杉山が、BEACのNational Directorの方とOvamba社の設定で面談を行い、
●2019年は中央銀行がかなり規制に変更を加え、特に紙による確認作業によって市中銀行の事務が混乱して国外送金がかなり遅くなってしまった事実は認識している
●現在は上記の移行期の混乱は終息し、2020年には新しい決済システムの導入によってより国外送金周りの事務は円滑になることを期待している
●市中銀行による根拠のない国外送金阻止は認めておらず、処分の対象となる
旨の情報の共有を受けました。(上記の事項は、杉山がBEACの方に情報を公開することについて問題ないことを確認しています。)

面談では杉山からBEACの方に、国外送金が難しくなったことによって日本の個人投資家の方の資金がロックアップされてしまった旨を伝えていますが、上記の通り昨年12月23日時点ではすでに当社が取り扱ったカメルーン・ファンドに関わるカメルーン国外への送金が実行され始めていたため、基本的には面談の内容は一般的な情報の交換となっております。

カメルーン・ファンドに投資を頂いているお客様にはご心配をおかけしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

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