ジェンダーと人種の微妙な関係―映画「エニシング・イズ・ポッシブル」レビュー ※ネタバレ注意
こんにちは。烏丸百九です。
ツイッターでは、自称文筆家のオッサンが「俺はトランスジェンダーを差別するゥゥッ」と高らかに宣言するなど、相も変わらぬトランスパーソンへの差別扇動とヘイトスピーチが続けられていますが、旧統一教会のような極右勢力の反LGBTQ活動に怒っている人は世界中にいて、皆それぞれのやり方で差別と闘い続けています。
映画「エニシング・イズ・ポッシブル」(原題:Anything's Possible)もそんな試みのひとつで、LGBTQ活動家でゲイの俳優・音楽家と