#2 Japorium®︎Localtrip宮川森林組合 木工野郎 チームMアーチェル
実生栽のあと
そのまま北へ走ること30分で宮川森林組合のチームMアーチェルさんへ
出迎えてくれたのは、リーダーの森さんと高瀬さん。
森さんは、森林組合の木工仕事とは別に大杉谷山岳救助隊の活動も担っている。
救急車のサイレンがなるたびにドキッとする日々を過ごしていると言う。
昔は山小屋にいたそうだ。
だからこそ、樹木の事はもちろん自然についても熟知している。
にしてもサングラスっぽいメガネにジーパンと見た目にその年とは思えないカッコ良さと元気さたるや(笑)
ここでも樹木や山と関わると若くなる独自の理論は当てはまる。
もちろん科学的根拠はない。
事務所へ入りお互いの自己紹介もほどほどに、商品の話へと
まずは、商品に対するこだわり談義に。
プロダクトは、オトコ心をくすぐる部分がある。
そのこだわりというのは、自己満の世界であるが、ものづくりの美学の1つだと思う。
ついついそんな話に花が咲く。
自社の商品のこだわりは、使い勝手、良いものを作る。それに限る。狭い世界でこれいるんか?という商品だらけなのだが、お二人は同感だよと頷いてくれたのは社交辞令でもなく純粋に受け止めよう・・・
商品を考えて日々行動している自分には何よりのご褒美でもある。
木工チーム エムアーチェル
そんな商品に対する話は次のステージへ。
工房を上がるとこれまた広々とした場所に所狭しと機械と樹木がある。そこから樹木について話してくれた。この木は、樹齢500年・・・・これはもう取れない木・・・この木(木目とは違う模様をこう呼ぶらしい)は珍しいやろ?珍しいと言われても初めて感じたんだけど・・・これ見てみ、樹齢何年やと思うと細い製材を持ってこう言われた・・・ざっと1センチ前後なのに30年だなってこれ数えてみってもう老眼の俺には何が何だか何も見えない笑
ここで、森さんはこの樹木の自慢やうんちくを言ってるのではなくここまで木の歴史やこれを使う背景が見えてきた。そうか、ただ単純に製材して作って大量消費するのではない。それをどう姿を変え伝えるか?これを販売して利益が出たらではないんだよ。
そう樹木たちが、この森さん(また森を熟知している人に森って名前は偶然にも程がある)を通じて俺に語りかけてる。
この人は、言わされてるんじゃないかと思うくらい山や樹木のことをこの短時間で伝えてくれた。
まさかのその時に話をしてくれていた細かなことは覚えてない。でもこれだけは覚えている。樹木たちがここから出て形になり人の手に渡るが、かっこよくしてくれよと。天命とはってこの年になり考えるが樹木と自然をもっと人々に現代にアレンジして伝えることがそうなのかもって思えてきた。日本というこの土地で何がで切るかを少しづつ聞こえてくる気がするよな。この木工部とこれから自然と山と樹木と向き合いながら素晴らしいプロダクトを作り恩返しを。
大台木工クオリティのすごさ
最後に大台クオリティとは、これだよこれっていう商品を見せてもらった。
このヒメシャラの小枝のなかにオイル瓶が入る。
一見よくわからないが、切り口が見えないのが特徴。
寸分狂わぬ手作業での製材技術。少しでも失敗するとまたやり直し。
このこだわりとクオリティはJaporium®︎が出会いたかったコンセプトそのものだ。
次はどんなプロダクトを作ってもらうかを想像しながら帰路に。
最後の写真は、こんなコスギゴケのコロニーがー大台にはゴロゴロあるという。
大台の苔の景色もきっと素晴らしいんだろうなぁー
早くいきたいと思う、これは一緒に山に入る日も近いかな…
japorium local trip#2
#宮川森林組合 #odai #japorium #山 #盆栽 #実生栽 #苔
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