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清正公前交差点
目黒通りの東の起点で桜田通りと交わる交差点。
読み方は「せいしょうこうまえ」。
目黒通りから進行した場合、左折2車線は都心方向で
右折1車線は五反田方向。
桜田通り下り方向からだと、右折2車線が目黒通りに入り
直進2車線は五反田方向だ。
ちなみに一番左の車線は交差点の少し先に左折できる天神坂がある。
この天神坂は伊皿子、高輪警察署の通りである二本榎通りにつながる。
桜田通り上り方向からだと、左折が目黒通りであとは直進の都心方向のみ。
左折は手前に一方通行出口があり、そこからは左折できないので、
必ず清正公前交差点を左折するように。
近隣のランドマークでシェラトン都ホテル、八芳園。
最寄駅は白金高輪駅。
この交差点でハイライトは通りからは全く見えないがgoogleマップの空撮から見ると、
一際緑に囲まれ、拡大すると何やら金田一少年の事件簿に出てきそうな洋館だ。
自分も何度もこの目黒通りは通っているが、
地元の人に教えてもらうまでこの服部ハウスの存在は知らなかった。
なぜなら外からは見えないから。
服部ハウス(旧服部金太郎邸)
ここの洋館は服部ハウスという。
服部金太郎という実業家の家だった場所。
服部時計店の創業者で日本の時計王とも呼ばれる。
その服部時計店は現在のセイコーエプソンだ。
googleマップで上空から見た写真が下。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124831786/picture_pc_9a35bb20ba91490a793bce13d0d5c20b.png?width=1200)
この服部ハウス、入ることはおろか見ることもできない。
戦後にGHQに接収され、日本国憲法の草案が書かれたり、
東京裁判の翻訳がされた場所であったり。。。
とにかく明治から昭和にかけての日本の歴史に残る場所ということだ。
そして2014年にはシンガポールの不動産会社に305億円で買収された。
敷地面積は16815平方メートル(東京ドームの3分の1)
だから1平方メートルあたり180万円。
つまり坪単価は600万円だ。
余談だが、日本で一番地価が高いと言われている銀座5丁目は
1平方メートルあたり4224万円。
ここにも銀座のランドマークであるセイコーハウス銀座(和光本館)ということで
セイコーの名前が出てくる。
服部金太郎について詳しく書かれている本はこれ。
資産額は庶民には桁が大きくてピンとこない。
知らぬが仏だ。
散歩してみてわかるが、
清正公前交差点や近くの白金1丁目交差点付近は
次から次と新しいマンションが建っている。
それでもすぐ埋まって、さらに新しいマンションが建設が始まる。
買える人は買えるのね。
今日も安全に無事に過ごしましょう。
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