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アーティスト滞在日誌13(安村卓士)

2023年3月

秋田から来た、公募アーティストの安村卓士さん。鑑賞者が実際に触れて遊べる手作りの「おもちゃ作品」を制作する安村さんは、約3週間の滞在で、利用者さんたちの昔の遊びをリサーチしながら、時間を過ごしました。

利用者さんたちが昔よく遊んでいた凧を試作。うまく飛ぶように、利用者さんから尾の付け方のアドバイスをもらう
楽らくのひな祭り行事に巻き込まれ、2ショットの記念撮影を撮る
制作スペース。この日はアサダワタルさんも滞在し、二人のアーティストがそれぞれ、活動していた。

滞在の中で安村さんは、楽らくのレクリエーションや体操で使っている物たちに興味を持ちました。

楽らくの活動でもよく使っている塗り絵に注目した安村さんは、手描きのオリジナル塗り絵を制作。楽らくのテレビで放映されていたものや、昔話の物語などを中心に、色々な塗り絵を作った
スーパーのチラシも塗り絵になる

安村さんは毎日の「ダンベル体操」で使う、新聞紙を巻いて作った「ダンベル」にも注目。1本1本違うダンベルを作ることに決め、時間をかけて作っていきました。

元々、楽らくで使っていた「ダンベル」
色々な形状のダンベルを考える
作った新作のダンベルたち。手巻き寿司の形をしたもの、国旗のデザイン、魚、こけし、色鉛筆、エビフライなど、全て違うデザイン
完成した作品を使った「ダンベル体操」の様子。「きよしのズンドコ節」のメロディに合わせて体操する利用者さんたち。不思議なデザインのダンベルも、前からそこにあったものかのように、自然に使われる

安村さんの滞在中、NHKさいたま放送局による「クロスプレイ東松山」の取材がありました。安村さん滞在の様子は、以下のサイトでも紹介されています。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/saitama/article/012/83/


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