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アーティスト滞在日誌⑩(白神ももこ)

2023年1月

いよいよ今月は、舞台「どこ吹く風のあなた、ここに吹く風のまにまに」公演です。15日にデイサービス楽らく、22日に東松山市民文化センターと、場所を変えての上演。楽らくも、いつもの日常
年末に行った「一芸発表会」を経て、作品づくりが一気に本格化していきます。

年始参りで利用者さん、公演アシスタントの仁科さんと
公演の準備を手伝ってもらう
舞台装置として登場したバルーン
バルーンと格闘する美術の二藤健人さん

1月15日
デイサービス楽らく公演

ついに公演初日を迎えました。デイサービス楽らくでの公演では4名の利用者と、職員が出演しました。

メンバー一同、記念撮影!
楽らくの1日が舞台で上演される。まずは朝の体操
今日の行事は一芸発表会。ラインナップ発表
木村さんによる、「荒城の月」独唱
池田さんは「愛燦燦」を披露
観客も巻き込んで、炭坑節を踊る
山田さんのアコーディオンで、タンゴの時間が始まる
名曲「高原列車は行く」が盛り上がる
拍手を受ける人たち
尾上さんとのデュオの時間
利用者が去っていく中、一人残る白神さん。背後に膨らむバルーン
カーテンコール

1月22日 東松山市民文化センター公演

いよいよ、東松山市民文化センターでの公演。デイサービス楽らくで作られた作品が、劇場空間に引っ越すことで、さまざまな演出が加えられます。

ロビーには、公演タイトルがかかる
舞台上にテーブルが置かれ、デイサービス楽らくが再現される
介護スタッフも舞台スタッフも、全員がエプロン
「いち、に、さんしがなくてゴーゴーゴー!」の掛け声で開演
朝の会とダンベル体操
今日の出し物決め。舞台上で出演オファーする白神さん、される竹村さん
演目決定
木村さんが南京玉すだれを披露
観客には応援用のスカーフが配られる
竹村さんによる「愛燦燦」を人力の演出で全力で盛り上げる
突如場内を巻き込んで始まる、楽らく名物?トイレットペーパー送り
使い終わったトイレットペーパー。「この後職員が責任をもってお尻を拭きます!」と宣言
舞台上清掃の時間。空中に掃除機をかけて回る美術・二藤さん
観客も参加して「きよしのズンドコ節」に合わせて炭坑節を踊る
大いに盛り上がって一同喝采
満を持してのタンゴ
「腹から声を出して!」と言われながら、「高原列車は行く」をみんなで歌う
尾上さんとの、ひそやかなダンス
「ラストダンスは私に」を二人で踊る
緞帳の向こうの客席に現れるバルーン。そこにはたくさんの楽らく利用者たちの手の映像が流れる
客席に飛び出していく白神さん
大喝采を浴びてのカーテンコール

デイサービス楽らくと東松山市民文化センター、2箇所での公演が大成功を収める中、約半年に及ぶ、白神さんの滞在が終了しました。

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