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本格ミステリ大賞候補になったメンバーたちとSF大賞特別賞受賞者

第74回日本推理作家協会賞受賞!
本格ミステリ大賞小説部門候補作『蟬かえる』櫻田智也

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虫を通して、犯罪者へと悲しい脱皮をしてしまう人間の姿に迫る愛すべき素人探偵、魞(えり)沢がうろちょろとする連作短編集。各世代が感動の声を寄せる(東京創元社『蟬かえる』)。

本格ミステリ大賞評論部門候補作『本格ミステリの本流』

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北海道ミステリークロスマッチのメンバーの、浅木原忍、大森滋樹、千澤のり子、諸岡卓真が共著者に名を連ねている。各年の本格ミステリ大賞受賞作を論評して、珠玉の作品が映し出す現代本格ミステリの流れを表出する。同賞の通史であり、時代の変遷を語る文化史でもある(南雲堂の紹介ページ)。

第41回日本SF大賞特別賞受賞・立原透耶

立原透耶

立原透耶氏は、中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績が認められて第41回日本SF大賞の特別賞をめでたく受賞。長きにわたる真摯な貢献は、この受賞も遅きに失したと思えるほど。監修を務めた世界的な大ベストセラー『三体』の作者をはじめ、中国文化圏の錚々たるメンバーが、動画でも祝意を伝えている。また、自作においても、全五巻の著作集が彩流社から刊行されている。

予告

次回更新より、第二回北海道ミステリークロスマッチへの投稿作品を順次掲載いたします(浅木原忍氏の作品は都合により非公開)。

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