仕事が楽しくなる方法
仕事が楽しくなる方法
うちのお店だけに限らずどこの飲食店を見ていても、流行っているお店のスタッフは凄く楽そうやし目がイキイキとしています。
反対にいつも暇な店のスタッフは目が死んでいます。
お客さんがたくさん来てくれるという事は自分達の仕事が認められて、必要とされているということなのでやりがいを感じて楽しく働けるわけです。
でもそうなるためには自分の楽しさばかり追い求めるのではなく、まずお客さんな楽しんでもらえるように最善を尽くさないといけません。
暇な店のスタッフに共通するのが楽しいイベントやダーツなどは一生懸命やるけど、自分の気の進まない事はやりません。
店の掃除やらない、決められた業務しない、連絡返さない、ポーター出ない、好きなお客さんしかつかない、団体さんにつかない。。
結果お客さんが来なくなり仕事自体が楽しくなくなります。
仕事を楽しくやるためには、やらなくてはならない事をすすんでやらなければなりません。
ではどうしたら自分の嫌な事もすすんで出来るようになるのか?
魔法のような方法を伝授します!
①性格を理解する
自分のやりたいことをやっている状態を「自向的性格」と言います。
逆にやりたくないことをやっている状態を「他向的性格」と言います。
仕事が出来る人をよく分析すると、決してやりたくないことを我慢してやっているのではなく、仕事のほとんどを「自向的性格」にして苦もなくやっています。
逆に仕事が遅い、やらずにほったからしてる人はどんな仕事も「他向的性格」になっています。
これは潜在意識(心の奥底にある意識)で「めんどくさい」「やっても無駄」が勝ってしまっているから、顕在意識(頭で考える意識)でいくら「やらなくては」と思っても結局自分に負けてしまいます。
よく学生の頃「宿題しなければ・・」と思っても全然進まなかったのもこの原理です。
結論から言うと、どんな嫌な仕事も「頭でやろう」と考えるのではなく「心の奥底でやろう」と言う意識が持てれば進んで「自向的性格」になり苦もなく出来るようになります。
②潜在意識に植え付ける方法
潜在意識で分かりやすいのが寝てる時に見る夢です。
どんな夢を見たいか自分の頭「顕在意識」ではコントロールできません。
ちょっと頭で考えても潜在意識には届かないからです。
でもその日にすごい怖い体験をしたり、一日中そのことを考えてたらその日の夢に出てくることがありますよね?
つまり潜在意識に強く「その仕事が必要なんだ!」「やらなくてはいけないんだ!」「やらないとまずいことになる!」「やるとこんなに楽しいことがある!」と植え付ければ自然と楽しんで出来るようになるのです。
③自己暗示をかける
よく引き寄せの法則とかで「自分の叶えたいことを口に出して言い続けると自然と叶う」というのがあります。
あれは別に魔法ではなく口に出して言い続けることで、自分の潜在意識に刷り込み自分が意識しないところでその夢が叶う為の言動をしているからです。
これを自己暗示と言います。
いつも新店舗を作るとき普段の業務に加え、求人や工事、開店準備をやっているとトラブルも相次ぎ限界を超えてパニックになる時があります。
ほんまに逃げ出したくなる時もありますがそんな時、いつも口に出して自分に言い聞かせる言葉があります。
「自分で決めたことなんやから」
しんどいのは覚悟の上で自分でやりたいと思い始めたわけで、当然周りの人も巻き込んでるので全うする責任があります。
みなさんも同じですね?
自分で求人広告の中からうちの仕事を選び、面接をして体験をして、1年続ける約束をして入店しました。
その間誰にも強制されたりしてません、自分で決めたことですよね?
仕事はいいことばかりではないのでしんどい時には「自分で決めたことなんやから」と声に出して何回も言うと少し頑張れます。
あまり好きでない仕事も「これは今日やっとかなあかんやつや」と口に出して自分に言い聞かせます。
他にもしんどいときにはただひたすら「頑張ろう!」「負けへんで!」「絶対出来るはずや!」って独り言をつぶやくのもありです。
やる気が起こらなくて寝そべっている時は「やらなきゃ、やらなきゃ、やらなきゃ」って呪文のように繰り返してから動く瞬間に大きい声で「よしやるぞ!」と言うと一気にやる気モードになります。
出勤した時に大きな声で「おはようございます!」というのも礼儀だけではなく「これから仕事なんやで!」と自分に言い聞かし仕事モードに入る事ができるわけです!
③好奇心を育てる
仕事を頑張れるパワーの一つが好奇心です。
こんなこと出来たら楽しそう!
こんな事出来たら凄いやん!楽しいやん!
と楽しさをイメージするクセをつけます。
最近のスタッフに夢や目標を聞くと、「何をしていいか分からない」「やってみたいけど自信がない」と言います。
これは潜在意識の中で好奇心より自信のなさ、めんどくさいが勝ってしまい「どうせ無理」と思ってやる気が沸かないのです。
そんな時に潜在意識の好奇心を育てるとすごくやりたくなります!!
好奇心を育てる方法はただただ妄想です。
「好きな人とこんな所にいったり、あんなことしたり・・・」と妄想してたらどんどんその人のことが好きになっていきます。
それと同じで、「お店でこんなことしたら」「お客さんとこんな話したら」日頃からそんなこと考えたらどんどん仕事が楽しくなっていきます。
アイディアが沸かなくてもその気になれば街中にアイディアはあふれています。
例えばご飯を食べに行ったら、、、
看板やメニュー、デザイン、見やすさ、価格、オリジナル商品 店内こんなんしたら楽そう
入口の入りやすさ、照明の角度や色、動線、オブジェ、ポップ 、接客、言葉遣い、笑顔、気配り、説明の仕方、サプライズ
トイレ、デザイン、清掃、メッセージカード
面白いのがあったら写メ撮る、メモを取る、どんどんパクってアレンジしてチャレンジします。
そういう目で見ると町中が教科書になり自分を育ててくれます。
花火大会に行けばこの感動をどうしたらお客さんに伝えれるか?
サーカスを見に行けばこのサプライズを接客に取り入られないか?
日常生活で感じた事を仕事を通して自分なりの表現でお客さんに与える事が出来ます。
そしてそれが効果ありお客さんに喜んでもらえると最高に仕事が楽しくなります。
④とにかく実際に行動してみる
やらなくてはいけないことを理解し、声に出して潜在意識に自己暗示をかけ、妄想して好奇心が育ったらとにかくあれこれ考えないで行動することです。
ほとんどのことはいろいろ考えると「やらないほうがいい」という結論に達します。
引きこもりの人が何もしないでどんどん深みにはまっていくのも考えすぎるからです。
例えば他店にヘルプに行くと他店のいい所や接客の上手い人のを横で勉強出来たり、知り合ったお客さんを自店に呼ぶことも出来ます。
でも「アウェイなので気を使うし」「人見知りやから」「怖い人おったらどうしよう」「自分が行っても浮くし迷惑じゃないか」考えるとどんどん心配になっていきます。
そんな時こそ声を出して行くメリットを自分に言い聞かせたり、他店で他のスタッフやお客さんと仲良くなれる楽しい妄想をして行く勇気を沸かせます。
そして実際ヘルプに行って仲良くなったお客さんが自分の店にわざわざ会いに来てくれたら最高に嬉しくなり「行ってよかった!」ってなります。
そうならない時もありますが、考えすぎて何もやらないと可能性はゼロですがやることによって必ず可能性は上がります。
仕事はしんどいこともたくさんありますが、お金を得るだけでなくプライスレスな喜びがたくさんあります。
どんなこともどんどん挑んでいって下さい!!
一度でうまくいかなくてもやり続ければ必ず出来るようになります!!
その気になれば人に出来ないことは一つもないし、人間の可能性は無限大です!!