スタッフの人間関係について

スタッフの人間関係について


クロスグループが一番大切にしてる事はスタッフの人間関係です。

接客業はお店の雰囲気がとても大切です。

仲の悪いスタッフがいたら仕事行くの嫌になるし、いい笑顔で接客出来ません。

好きな人に言われたら気にしないことも嫌いな人に言われたらちょっとした事でトラブルになります。

だから好きな人とだけ仕事するのが一番ですが、プライベートの遊びなら自分の好きな人とだけ接したらいいのですが、仕事は人を選ぶ事は出来ません。

縁あって同じ店で働くようになっても全員を同じように好きになるのは難しいと思います。

だから合わない人でも好きになろうとする努力、協調性を持って相手を思いやり考え方を理解してあげる努力をするのがとても大切です。

クロスグループで働くスタッフにはお店を好きになってもらい心から楽しんで働いてほしいと思います。

最近はスタッフ全員とゆっくり話す機会も中々取れなくなってきたので、スタッフ同士が仲良く楽しく働けるコツをいくつか書かせてもらいますので読んでください。


●上下関係について

どこの職場でもそうなんですが、スタッフ同士でよく問題になるのがどっちが上なのか?という事です。

年なのか?入った順なのか?役職なのか?
そこら辺をちゃんとしとかないとトラブルの元になります。

多くの会社と同じくクロスグループでも役職が上の人の指示に従ってもらいます。

役職は年や入った順序も考えながら決めますが上にあげるのはそれだけの仕事能力があるからです。

なので現場では上の役職が営業責任者となりその指示に従ってもらいます。

仕事なので下の人が上の人の指示に従わないと営業がむちゃくちゃになりお客さんにも迷惑がかかってしまいます。

ただ上の人全てが正しい訳ではありません。
指示に納得がいかない時は店長やオーナーに報告してください。

全ての言い分を聞く事は出来ない時もありますが必ず納得出来るまで話をします。

また役職が上だからと言って威張っていい訳ではありません。

仕事を離れたら人としてはみんな平等です。
役職が上でも年が上の人には敬意を払わなければなりませんし、嫌な仕事を押し付けてはいけません。

あくまでも現場がスムーズにいくようにするための組織作りの役職です。

逆に役職が上だから下のスタッフの仕事のサポートしてあげたり、悩みを聞いてあげたりしたら上手くいくと思います。


●スタッフ間のトラブルについて

何か気に入らない事があったりすると本人に言わずに他のスタッフやお客さんに言ってしまう人がよくいます。

お客さんは愚痴を聞いてくれて、同調してくれるので嬉しくてついオーバートークしてしまいます。

でもお客さんはお金を払って飲みに来て愚痴を聞かされて楽しい訳なく、その店には行かなくなり他店に言って他のスタッフに揉めてる話をまたオーバーに言います。

それが回り回って悪口を言われてる本人の耳に入り更に関係が悪化します。

店長会議で話が上がったりオーナーの耳に入るのはだいたいこのパターンです。

双方から話聞くと元々はどうでもいい話から感情的になり、そのストレスを他の人にぶつけている為にトラブルに発展しています。

自分で納得がいかない事があれば、冷静な気持ちでちゃんと相手に話す事が大切です。
ちゃんと話しても相手に伝わらなかったり、よけい関係が悪化しそうな時は店長かオーナーに相談して下さい。

トラブルを回避する為に問題点を店長やオーナーに報告するのは悪口でも告口でもなく大切な仕事の一つです。

相談してくれたら公平に話を聞いて必ず解決するようにします。


●役職について

役職は店長会議の時に店長から現場の意見も聞きながら最終的にオーナーが決めます。

一番重要視するのが協調性です。
お店は人がたくさん集まる所なので自己主張ばかりしてる人がいたらまとまりません。

シフトの協力してくれたり、不平不満言わなかったり、ミーティングや行事に参加したりする人を評価します。

次に
将来性、今後役職になってお店を支えれる存在になれるか?

責任感、約束した事をちゃんと守れるか?遊びと仕事の割り切りがちゃんと出来るか?

挨拶出来るか?
常識的な行動出来るか?
上の人のいう事聞けるか?

とかの人間性を重視します。

その後に
接客能力、気遣い出来るか?
お酒の技術、知識、オペレーション
業務、レジ、在庫管理

要するに仕事が出来てもわがままやったり、無責任な人だとトラブルも多いし下のスタッフも辞めてしまうので人間性をすごく見ています。

みんな自分を認められたい気持ちもあるし、価値観は様々なので100人のスタッフ全員が納得出来る人事は不可能です。

たまに〇〇ちゃんが私より仕事出来ないのに上に上がるなら辞める

みたいな話を聞きます。

確かに現場にずっといて全てを把握していないので評価しきれてない所もあるかもしれません。

でも確実にやる事ちゃんとして協調性を持って仕事していたら必ずお客さんや店長達から評判は聞こえてくるので、納得いかないのなら逃げるんじゃなくて、見返してあげるくらい頑張ったほうが自分の為にもなると思います。


●店長について

お店の雰囲気は店長によって大きく左右されます。

いつも店長会議ではいかにみんなが仲良く楽しく働いてもらえるか?を真剣に話し合っています。

でも店長も万能ではないので多少の不満を感じるスタッフもいるかもしれません。

店長に多くを求めて不平不満を言うより店長をサポートしてあげてみんなでいいお店を作った方が楽しいと思います。

「オーナーは店長と仲がいいからひいきをするし言っても無駄」と言う意見をこないだ聞きました。

確かにお店は店長がいないと回らないし、お店を守ってくれてる店長は一番大切です。

でもだからと言って、してはいけない事をしてる店長を放置していたら下のスタッフはやる気をなくし辞めていくしそうなったら一番困るのは店長です。

だからお店の為にも店長が悪い時は心を鬼にして注意します。

シフトがちゃんと出てなかったり、お店が汚かったり、やる事やってなかったりして注意されるのはいつも店長です。

むしろ一番厳しく言われるのは店長です。

どうしても店長について納得出来ない事があったらオーナーに言ってくれたらすぐに対処します。


●コミュニケーションの参加

開業してから10年間お店を続けれるのは全体の3%と言われている厳しい飲食業界の中で、クロスグループが16年間やってこれたのは間違いなくスタッフのおかげです。

特に役職スタッフになると色んな事ある中みんなで力を合わせてお店を守ってくれるのでやってこれました。

仕事を一生懸命やるほど摩擦が生まれますし、誤解も生まれます。

そんな中上手くやるにはコミュニケーションをちゃんととって心から信頼し合える仲間にならなければいけません。

仕事中だけでそれが出来たらいいのですが中々そう上手くもいけないので、みんながコミュニケーションとりやすいように、食事会したり福利厚生イベントを毎月開催しています。

みんなが仲良くなったら仕事楽しくなって売上上がるしそれでまた色々してあげれますので全て自分達に返って来ます。

忙しいとは思いますが出来るだけ行事には参加するようにお願いします。


最後に

トラブルの話を聞くと双方から話を聞きます。

みんな自分の理論で一生懸命に自分の正当性を語ります。

当事者にとっては大事な問題です。
それはとても分かります。

でも他人からみたらどうでしょう?

たとえばずっとやってるイランとかイラクとかあそこらへんの争い

争っている人達には自分の命を捨ててまで通したい主張や意地があります。

でも全然関係ない他の国の人達はその主張に耳を傾けません。

なんて愚かな人やろうと思ってます。

そして争っている人達は死んだ魚のような目をしています。


最近立て続けに災害が続いてる千葉県にボランティアに行ってる人がいます。

クロスグループも東北大震災の時は3年間で9回大きなボランティア活動を行い200名のボランティアを東北に連れて行きました。

人の為になにかをしたい!

心に信念を持って一生懸命ボランティアする人は凄く目がキラキラしてて輝いて見えました。

争いからはなにも生まれません。

本人も相手も楽しくないし周りのスタッフ、お客さんも楽しくなくなります。


目を閉じて想像してみて下さい。

お客さんに一生懸命他のスタッフの悪口を話して自分が正しいと主張している自分の姿

いつも明るい笑顔でお客さんに元気を与えて他のスタッフにも必要とされている自分の姿

けなしあうより思いやりあって力を合わせてなにかをやったほうが絶対楽しいし色んな事が出来る様になります!

クロスグループのスタッフには協調性を持って相手を思いやり、相手を理解して沢山の人に必要とされて輝いてほしいと思います。

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