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10月27日の相場振り返り

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さて、昨日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

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■昨日のポイント(Kabutan市場ニュース)

 1.日経平均は小反落、前日急騰の反動も後半下げ渋る
 2.米株市場では主要株指数揃って上昇も、上値の重さ意識
 3.中国株や香港株の下げがセンチメントの悪化につながる
 4.月末に衆院選投開票を控え、積極的な買いも入りづらい
 5.値下がり銘柄数は値上がりの倍、業種別でも下落が多い

日経平均値上がり銘柄数72、値下がり144、変わらず9

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比15ドル高と3日続伸し、連日で過去最高値を更新した。良好な企業決算や消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことも好感された。

 東京市場では、朝方売り優勢でスタートし、日経平均株価は寄り後も下げ幅を広げる展開に。しかし、後場は下げ渋り、わずかながらマイナス圏で引けた。

 前場は売りに押される展開。前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要株指数が揃って上昇したものの、上げ幅は小さく上値の重い展開だったことから、前日に急伸していた日経平均も目先利益確定の動きが優勢となった。中国株や香港株が安く推移したことも市場のセンチメントを悪化させた。ただ、売り一巡後は押し目買いの動きも観測。好決算銘柄の一角が買われ全体を支えたほか、日経平均寄与度の高い値がさ株に投資資金が流入し、後場の戻り足に反映された。もっとも今月末に衆院選の投開票を控え、積極的に個別株を買う動きには発展せず、値下がり銘柄数が値上がりのほぼ2倍の水準となった。業種別でも33業種中値上がりは9業種にとどまっている。なお、東証1部の売買代金は2兆6000億円台でやや厚みが加わってきた。

■個別銘柄状況

 個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が値を下げ、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>なども下落した。日本電産<6594>が売りに押されたほか、キーエンス<6861>なども安い。キヤノン<7751>が売り込まれ、東京電力ホールディングス<9501>も下値を探る展開に。遠藤照明<6932>が利食われ急反落となり、東和薬品<4553>も大幅安。ホクシン<7897>、フジクラ<5803>の下げも目立った。カプコン<9697>も安い。
 半面、日本郵政<6178>は商いを伴い堅調に推移した。ファーストリテイリング<9983>が上昇、リクルートホールディングス<6098>もしっかりした動き。新光電気工業<6967>が値を飛ばし値上がり率トップに買われたほか、シマノ<7309>も大幅高。ホシデン<6804>が大きく買われ、日東電工<6988>、日立建機<6305>なども物色人気となった。イビデン<4062>が高く、GameWith<6552>なども大きく水準を切り上げた。

■日経平均寄与度ランキング

◯プラス寄与度上位5銘柄:ファストリ <9983> 、日東電 <6988> 、信越化 <4063> 、リクルート <6098> 、日立建機 <6305> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約104円。
●マイナス寄与度上位5銘柄:SBG <9984> 、KDDI <9433> 、ソニーG <6758> 、キヤノン <7751> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約84円。うち46円はSBG1銘柄によるもの。

業種別株価指数変化率

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■値上がりTOP  輸送用機器械 日中足

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トヨタ自動車 <7203> が全体軟調相場のなか前日終値を上回る水準で頑強な値動きを示している。足もとではやや円高方向への揺り戻しがみられるものの、前日よりも円安が進んだ1ドル=114円台で推移しており、輸出セクターのなかでも特に為替感応度の高い同社株には追い風材料となる。同社の22年3月期通期の想定為替レートは1ドル=105円で、実勢はそれより9円あまりも円が安くなっている(MINKABUニュース)

■値下がりTOP  海運業 日中足

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日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運関連が安い。26日時点のバルチック海運指数が前日比4.72%安の4056まで下落していることが材料。足もと、同指数は10月初旬につけた5650から約28%下落しており、ピークアウト懸念から海運関連が売られている。(トレーダーズ・ウェブ)

WTI原油先物と空運銘柄比較

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WTI原油先物は、現在-2.37%の82.64ドル。本日は、地合いにもよりますが空運株に買い戻しが入ると思います。石油関連銘柄の三井物産(8031)、INPEX(1605)などは軟調な展開になると考えます。

バルチック海運指数と海運銘柄比較

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バルチック海運指数ですが、26日時点で-201(-4.72%)の4056となっています。引き続き、海運株は続落すると思われます。現在底固めしており、ある一定の買いが入ると思いますが、決算を控えていることから様子見ムードというところでしょうか。

SOX指数と半導体銘柄比較

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SOX指数は、現在-8.14(-0.24%)の3384.82と下落。半導体銘柄は軟調な展開になると思われます。

3指数日足一目均衡表

日経平均

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下髭陽線で引け。雲の下限が支えた形となりました。MACDはちょうどゼロライン上にあります。11月8日あたりに雲のねじれがありますので注意が必要です。本日は、下落であれば雲の下限が支えることができるか、上昇であればトレンドラインを上抜けすることができるか、といったところです。

TOPIX

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下髭陰線で引け。こちらは25MAが支えた形。MACDはゼロライン上にあります。こちらも日経同様雲の下限や移動平均が支えとなるか注意したいです。

マザーズ

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小陰線で引け。引き続き雲の中にいます。他指数よりは、雲の上あたりにいますので、上に抜けることができるか注視していきます。MACDはゼロラインのすぐ下にあります。

日経平均CFDの今は!?

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4:36現在の日経平均CFDは、-370円と続落しております。現状の情報で判断すると、引き続き売り優先で下げから始まり、下値を探る展開。高安まちまちといった1日になるかと思います。

米国市場3指数最新

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きょうのNY株式市場でダウ平均は4日ぶりに反落。月末が接近する中で決算発表の勢いも一服しているようだ。ただ、IT・ハイテク株への買いは続いており、ナスダックは続伸している。前日引け後に発表されたマイクロソフト<MSFT>やアルファベット<GOOG>、AMD<AMD>の決算がサポートしている模様。

 今回の決算について市場は、インフレやサプライチェーン問題、労働力不足などのコストを米消費者が吸収できているか注目されたが、これまで発表になった決算からはそのコストを吸収できていることが示されている。S&P500企業の38%が決算発表を終えているが、その83%が予想上回る純利益を報告し、79%が予想を上回る売上高を計上している。

 年末にかけての株価上昇が期待できる決算となっているが、季節的な追い風やデルタ株のピークアウトの兆候が年末にかけて株価を押し上げるとの楽観的な見方も出ているようだ。

 ただ、IT・ハイテク株が買われているほかは、エネルギーや銀行、産業が下落。ビザ<V>の決算を受けて消費者金融の下げが目立っている。(Kabutan市場ニュース)

昨日のローソク足出現翌日の判断のポイント

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本日の市場は!?

日銀の金融政策決定会合の結果と黒田総裁の記者会見、そして欧州時間ではECB理事会の結果とラガルド総裁の記者会見が行われる予定で、日欧の金融政策発表が重なることになる。とはいえ日銀については現状維持という選択肢以外になく、ECBも足もとのインフレ圧力についてはFRBと歩調をあわせ「一過性のもの」という認識を示していることから、それほどタカ派的な内容にはなりそうもない。相場の波動に影響を及ぼす公算は小さく、ノイズすら発生しない可能性もある。

 また月末31日は国内では衆院選ばかりにスポットが当たっているが、同日から英国でCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)が11月12日までの日程で開催される。11月1日・2日には首脳級会合が予定されており、直近、岸田首相はこれに参加することを表明した。ご当人にとっては強行軍となるが、日本のカーボンニュートラルに向けた意気込みを示す機会ともなる。市場関係者からは「脱炭素は言われ尽くした感もあるが、岸田首相の積極的な姿勢を受け、この時期に株式市場でもテーマ買いの動きが再燃する可能性はある」(中堅証券ストラテジスト)という声が聞かれた。

 カーボンニュートラルを遂行するうえで分かりやすいシナリオがガソリン車の撤廃。電気自動車(EV)シフトが進むことを前提に関連銘柄に市場の視線が向かいそうだ。COP26にタイミングを合わせたわけではないだろうが、米EV大手テスラ<TSLA>の株価躍進が話題となっている。最高値圏に再浮上し、時価総額は今やトヨタ自動車<7203>4社分の規模である。関連銘柄では、モータコアの世界シェア60%の三井ハイテック<6966>が本命か。押し目があれば狙ってみたい。また、マザーズ上場のニューフェース、日本電解<5759>の時価総額はまだ300億円強で、こちらはテスラの実に4000分の1の時価総額である。このほか、穴株ではキョウデン<6881>に妙味あり。EV普及で需要急増が予想されるパワー半導体。その関連有力株としての側面はまだ株価に織り込まれていない。(Kabutan市況ニュース)

本日は地合いが悪い展開になりそうです。騰落レシオを見ると、まだまだ売られすぎ水準に近く、決算期待から一定の底値買いも入る状況ではあると思います。原油先物が一旦の下落になっていますので、この影響で関連銘柄が素直に上昇するのか確認したいと思います。

それでは、本日も頑張っていきましょう!

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