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『乃木オタ回顧録〜デビュー10周年を迎えるにあたって』#10

2014年2月〜2nd year birthday live

2014年、乃木坂46にとって激動の年の幕開けである。

この頃私は初めて乃木坂46を応援する友人を得ることができた。趣味でモデル撮影をしていたのだがとある撮影会サークルの撮影会に私は乃木坂Tシャツを着て行ったところうら若いモデル、A子さんがそれに反応してくれたのだ。「乃木坂好きなんですか⁉︎私もです!」みたいに。以来A子さんとは意気投合、乃木坂について語りながら撮影したものだ。
2月22日に迫る「2nd year birthday live in 横浜アリーナ」においてはモバイル先行のチケットを外した私の分まで(もう1人乃木オタ男性も一緒だったが)チケットを入手してくれた!A子さんのお陰で横浜アリーナのいわゆるアリーナ席、バースデーケーキを模したセンターステージから4〜5mと言う素晴らしい席でライブを楽しむことが出来た。

2014年2月22日(土)青天、寒風吹き荒ぶ横浜アリーナで15時開演だったが朝から物販の長蛇の列に並んだ。当時はまだ別日に事前物販は行われていなかったように思う。横浜アリーナの建物の影に並んでいたので寒い寒い!列は伸び近所の団地の公園辺りまで並んでいた。なんとか余裕を持って館内の物販ブースに入れて推しメンマフラータオルやTシャツなど購入することができた。

そしてついにライブ開演!そこから5時間に及ぶ長時間ライブが繰り広げられる。
センターステージ上部に吊るされた四方に面したスクリーンに映像が映し出される。キャプテン桜井玲香が今年はバースデーケーキを自作する!と言うあの映像。そして「ハッピーバースデー」の会場を巻き込んでの大合唱!overtureの後、センターステージを覆う大きなカーテンが落ちて「ぐるぐるカーテン」!メンバーは丸いステージを囲うように客席を向いて立っていた。舞台にいるのは1stシングル「ぐるぐるカーテン」の選抜メンバーでもちろん当時の歌衣装。

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この時初めてライブを観て感涙しそうになった。だって目の前のステージに立っている乃木坂メンバーが(至近距離と言うのもあるかもしれないが)無敵すぎて可愛すぎて、こんな感動を受けるのかと打ち震えたものだ。生駒里奈、星野みなみ、生田絵梨花、白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理、高山一実、桜井玲香、西野七瀬、能條愛未、川村真洋、齋藤飛鳥、市來玲奈、井上小百合、斉藤優里、中田花奈の16人。最近は21人とか選抜メンバーも多いがやはり1ステージの収まり的には16人くらいがしっくりくる。

「ぐるカー」ラストのリピートに入る前にまいやんが「せーの!」と声をかける。2ndバスラのBlu-rayを何度も観た私はここが大好きで普通にオリジナル音源の「ぐるカー」を聴いててもまいやんの「せーの!」が再生されてしまうほどだ。その後「失いたくないから」の間奏でメンバーが挨拶する。さゆりんが、いくちゃんが、かずみんが、そしてななみんが。「今日は横アリであったまって行って下さーい」だって(嬉)。

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ライブは1stシングルから順番に収録曲をオリジナルメンバーで披露していく。途中1時間程の休憩を挟むが休憩中も気が抜けない事にあの個人PV曲「まりっか17」が生披露されたりするのだ。後半は5thシングル「君の名は希望」からスタート、7thシングル「バレッタ」まで駆け抜ける。前年の1stバスラではアンコールで新曲「君の名は希望」が披露されたが今回は8thシングルのタイトル「気づいたら片想い」と発売日が発表されただけだったかと思う。5時間に及ぶメンバーとファンの濃密な時間は17000人収容の横浜アリーナで大きなイベントを成し遂げたと言う重い実績を噛み締めて幕を閉じた。

そう言えばメンバーからファンに向けて個人的メールが配信される「モバイルメール」が始まったのもこの時期だったように記憶している。横アリの会場周辺でキャンペーンをやっていた。

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