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DIALOGUE+学概論を終えて

おはよう。こんにちは。こんばんは。
crossです。

推敲はしてないし、ヤコバ待ちの勢いで書くので多めに見て欲しい。

DIALOGUE+学概論 3公演を見終えて。
大枠は名古屋で感じたことと変わらないのでそちらを。


兵庫、東京で良くなったことをつらつらと。

名古屋の時点でM16までは完成されていて流石だと感じていたが、兵庫、東京はM14までがさらに良くなっていた。

M4からM14までの11曲一気に駆け抜ける爽快感。たまらない。

名古屋でもM14終わりの暗転で時計を見てまだ70分!?と思ったが兵庫で時計を見たら60分!?!?!?と衝撃を受けた。

正確な数字では無いものの5分以上間を詰めていることになる。何をどうと言うとそこまでちゃんと分からないが、暗転は短くなっていたと思う。曲間もほんの少しのダルさや違和感が名古屋から取り去られていて1ヶ月の間に本当に細かい調整を重ねたんだろうなとこの時点で思った。

辛いけどここはまだ詰められる!ここの曲間は逆に伸ばした方がいい!とライブをより良いものにしようという彼女達、スタッフ方の努力には脱帽するばかり。

この一気に駆け抜けた後に5分以上の(D+にしては)長めのMC。ここも名古屋で気持ち長いなと思っていたらギターキャンセルシステムを組み込んできて、村上さんがいつギターを弾く合図を出すかすらエンタメにしてて新しかった笑

たわいもない楽屋でしていそうな話からこの5年間で積み重なった信頼。そんなMCからの「夕空航路」「フレンドファンファーレ」は本当に良かった。

MCがMCとしてきっちり機能しているなら多少長くても全く問題ないというのがよく分かるライブだった。


そして1番違和感をもっていた最終ブロック。「イージーハード」が1番輝くセトリと言われていたのに名古屋では前後2曲に食われていたと感じたという話。

兵庫は「訓練」で上げきってその後、その盛り上がりを維持という印象を受けたが、東京では「イージーハード」で上げ切って、最後の「ぼくすて」で魅せて終わるという印象だった。

何をどう変えたというのは言語化が難しいがライブで「イージーハード」を聞いて泣いたのはD+学概論東京公演だったので自分の中では間違いなく「いい位置」で「輝いて」いたのだと思う。

バンドセッションのドラムが長くなっているとか「ハズカム」が「ガガピーガガ」に挿し変わってるとか分かりやすい変化もあるが多分輝いて見えた(聞こえた)のはもっと別の要因だと思うが上手く言語化できない。名古屋では最後苦しいブロックを抜けた最後に振りの着いた「ぼくすて」が待っているということで、小さくまとまったパフォーマンスになっていたのかもしれない。見返せないからなんとも言えないけど。

流れもパフォーマンスもどんどん良くなっていって、千穐楽でライブが完成する。これがツアーの良さだなと毎回思う。

チャンバワンバJourneyはセトリが変わるらしいが、恐らく開催されるであろうD+3ツアーでもこの感覚を味わいたい。

「ツアーの最初と最後は行け!!」

あ、「ガガピー」に変えたのは初披露がTDCて「記念日になるこの日」ってことでいいんですかね。


流れはこのくらいで。パフォーマンスを。

名古屋では稗田さん、兵庫では鷹村さんが万全でなく良さが出し切れていたかと言うとそうではない。

稗田さんが万全な状態で聞く「フレンドファンファーレ」が良すぎて、ずっと聞き入ってしまった。恐らくこの瞬間がライブに、歌に1番集中していた時間だと思う。

あと前半の内山さん。
「パンケーキ」に始まり「やばきゅん」まで本当に歌も良くて。バチバチにファルセット決まってて感情まで乗って。私的過去イチいい歌だったと思う。


グループがフォーメーションに力を入れるという方向に舵を切ったので、フォーメーションについても見れる範囲で見ていた。「バミリを確認しないで斜め後ろに下がるのはどうやってるのだろう」が1番不思議で凄いなと思った。以前からもやっていたのだろうが意識して見てると「そこどうやってそこに移動してるの??」という場面が多々あった。ツアーで複数公演見れる時は上からも1回見たい。

ダンスは相変わらず拍やリズムの取り方の癖でバラつくことが多いが、今回揃えるところでバチッと揃っていて壮観だった。個人的に思ったのは「僕愚」と間奏がダンスだけになる曲。「僕愚」は「曲が完成した」という感情を抱いた。
揃えることが絶対に正しいとは思っていないという前置きはもちろん着く。


パフォーマンスが良いとか流れが良いとか色々書いてきたけど、それもこれも8人が心から音楽を楽しんでるのが伝わってくるからこそだと思う。東京公演は全員本当にいい顔をしていた。見てるだけでこっちも楽しくなっちゃうくらいに。

長く続くアーティストって総じて楽しそうなんだよね。BUMP OF CHICKENのライブに行くと4人とも本当に楽しそうでこの時間が永遠であって欲しいと思ってるんじゃないかと言うくらいいい顔をしてる。

実際楽しいかどうかなんてのは本人しか分からないが、そういうのは透けて見えるものだと思うので。

活動を続ける限り心健やかに、楽しんでやって欲しいと心から願う。


5年を経てメンバーにもスタッフにも共通言語が増え、今グループとして向かう方向が一方を向いてる感覚がしていて、まだまだパフォーマンスもライブの流れも洗練されていく気がする。


5周年を迎えてまだまだ強く、凄くなる彼女達の活躍を一分一秒でも長く見ていたい。


「DIALOGUE+という音楽を、1回完成させる」

こう言われているD+3が彼女達のものになった時にどんな景色が待っているのか楽しみでしかない。 


では。

また対バンやフェスで。

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