[ケースレビュー]iGiG エレキギター用ソフトケース G310B
ギターの本数が増えるにつれて、保管や持ち運びのためのケースの重要性を感じてきているが、2021年4月現在自分の中で試してきた中でのベストのソフトケースはiGiGのG310Bだ。
丈夫でありながら重すぎず、デザイン性もよく嵩張らない。ポケットは一般的なソフトケースの比じゃない大きさで、持ち運びのための取手も充実している。しかも雨が降った時用のレインカバーまで付いている。まさに至れり尽くせりなソフトケースだ。値段はソフトケースとしては高い部類になるが、納得感のある製品だ。
かなり丈夫な造り
素材はナイロン製で、かなりしっかりと作られている。特に地面に置くときに力が加わりやすい底の部分は二重の構造になっていて安心感がある。この部分はポケットのような構造になっている。写真ではマジックテープを剥がしてケースを広げた状態にしているが、マジックテープ部分が蓋側のマジックテープとくっつくことで、ファスナーを開けたときにケースが開きすぎてギターが落下してしまうのを防いでくれるような仕組みになっている。
調整できるネックレスト
このケースには、固定用ベルト付きのネックレスト(ネックピロー)がついている。ネックレストがあることで、レスポールのようにヘッドに角度がついているギターでも、横向きにおいたときにヘッド部分に力がかかってしまうのを防ぐことができる。このネックレストはマジックテープで位置を自由に変更でき、ギターの形状や長さに応じて一番安定する位置でギター本体、ネックを固定することができるので非常に良い。
縦方向のまま持ち運べる取手とネック裏のフック
ケース上部には、縦方向のまま持ち運ぶのに便利な取手が付いている。このケースに限らず、最近縦方向で持ち運ぶための取っ手がついているケースが増えてきているが、狭いスペースでの持ち運びの際などに便利で良い。
ネック裏にはフックが収納されている。おそらく吊るすためのものだと思うのだが、こちらのフックは利用したことがないため便利さがわかっていない。
全面がポケットに
このケースは、ケース全体の前面をポケットとして使えるようになっている。内部には小分けに便利な小さなポケットも用意されており、収納力は非常に高い。
いざという時用のレインカバー
さらにケース下部には小さなポケットがあり、そこにはレインカバーが収納されている。雨が降ってきた場合にケースと楽器を守るカバーが標準で用意されており、かつ他のものと分けて収納できるというのは素晴らしい。
まとめ
とにかく至れり尽くせりという感じでかなりおすすめのギターケースだ。一般的なソフトケースに比べると値段は若干高めだが、その値段分の価値がある。
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