東京海上各務記念財団_財団インタビュー#1
こんにちは、Crono学生インターンです。
夏に集めた奨学金体験談に続いて、これから給付型奨学金を取り扱う財団へのインタビューを行っていきます!
■財団インタビューとは
財団インタビューでは、給付型奨学金を提供する財団や法人を運営する方に「財団設立の経緯」「財団への想い」「選考をする上で大切にしていること」などをお聞きし、給付型奨学金を検討している高校生・進学予定者・親御さんが応募時に参考にできる有益な情報をお届けします。
■今回のインタビュー
記念すべき第一回は東京海上各務記念財団さんです。
以前Cronoで紹介したは東京海上各務記念財団の合格体験談こちら↓
そして、今回インタビューに回答していただいたのは、東京海上各務記念財団でお勤めしている曽村さんです。ありがとうございます。
今回のインタビュー記事では
❶各務氏の想いと理想の奨学生像
❷財団と受給者コミュニティの強さ
❸手厚い海外留学支援
の3点を中心にお伝えしていきます!
❶各務氏の想いと理想の奨学生像
東京各務記念財団は1939年に創設、1941年に給付型奨学金がはじまりました。東京海上の会長だった各務鎌吉氏の遺産の一部をもとに設立されました。
各務鎌吉氏は、世の中をつくるのは人であり、広く社会の発展のために貢献する強い意欲がある学生を経済的に支援したいという想いがあったそうです。
当財団の奨学金は、創設当時から給付型のみで運営しています。給付型奨学金を受け取ることには、社会に対する責任を伴うものだと考えております。
給付型奨学金を受給する学生も、「私利私欲のために学ぶ」のではなく「世のため人のために学ぶ」精神の方を理想としていますね。(曽村さん)
実際に、財団の事務局には各務鎌吉氏の木彫像があったり、各務鎌吉氏の御子孫が財団の評議員に入っていたりと、財団の事務局のメンバーにも各務鎌吉氏の想いが入っているということでした!
❷財団と受給者コミュニティの強さ
東京海上各務記念財団では、年に1回OBOGも含めた180名規模の交流会を運営していたり、3ヶ月に一回個別面談をしていて、キャリア相談やOBOGの紹介を行なっています。
当財団では、社会的な活動の活性化や人材育成のため、奨学生の横のつながりやOBOGとの縦のつながりを大切にしています。
奨学生同士が切磋琢磨することを通じて、自身の更なる成長の刺激にしてほしいと思っています。(曽村さん)
指定大学は北海道大学から琉球大学まで、地域的に日本全土をカバーしているそうです。また、ASEAN諸国からの留学生にも給付型奨学金を支給しています。
各学年50名ほどのコミュニティで、交流会やセミナーをはじめ、Facebookグループなどを通して交流しやすいような工夫もあります。
❸手厚い海外留学支援
東京海上各務記念財団では、通常の給付型奨学金の他に海外留学する学生への追加給付も行っています。
昨年までは、通常の給付金額4万5千円 + 月5万円の支援でしたが、2020年1月から国地域によって4万5千円+ 6〜10万円で支援しています。
私も、東京海上在職中にロンドンで駐在員をしておりまして、その際の経験から、若いうちに海外生活をして多様な価値観に触れて欲しいという思いを持つようになりました。
財団事務局としても、若い頃から積極的に海外を見てきてほしいという想いをもとに支援しています。(曽村さん)
奨学生の選考の際にも、社会貢献への意欲に加え、留学に興味関心がある方を重視しているということでした。
■インタビューを終えて
東京海上各務記念財団さんは、Cronoが集めた体験談にもあるように資金面だけでなく、ソフト面のサポート・ピアなサポートも充実していることがわかりました。
実際に財団の方のお話をきけることで、より親しみを感じることができました。
今後、応募を検討している方はぜひ参考にしてください!
■Crono My奨学金とは
日本国内には12,000件を超える、返済義務がない給付型の奨学金があると言われています。奨学金の情報量が多いことや多くの情報が大学の掲示板や財団のHPで募集されていることもあり、学生側は気づかないこともあります。実は、複数の奨学金を受けたり、また家庭の所得制限の厳しくない奨学金、成績不問な奨学金もあります。
「Crono My奨学金」ではこれらの情報を整理し、入学・入学予定の学校にあわせた応募可能な奨学金情報を整理して、使いやすい形で提供しています。5分で検索できます。
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以上、Crono学生インターンがお届けしました!
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