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僕の百物語 第二部

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第一部に入りきらなかった不思議体験のお話です。
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2020年5月の記事一覧

念力の返し方

「念力の返し方」  僕は誰かから念力攻撃を受けている時、そのことが自覚できる。「あ、今な…

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ハウステンボスの思い出

「ハウステンボスの思い出」  かつてディレクターの仕事をしている時、長崎のハウステンボス…

春分の日の投稿

「春分の日の投稿」 ①2013年3月21日の投稿  2012年の年末に大きなパラダイムの転換があっ…

我が家の生霊事件

「我が家の生霊事件」  その日の夜、お風呂からあがったうちの奥さんが、洗面所でなにやらワ…

気配

「気配」  一週間ほど仕事で出張していて、久し振りに自宅に戻って来たのだが、家に入った途…

見える人には見える映像

「見える人には見える映像」  ある仕事でディレクターのRockさん(仮名)という方と御一緒する…

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蚊とゴキブリ

「蚊とゴキブリ (1994年頃の話)」  霊能師匠に見てもらった僕の前世は修行僧だった。そのせいなのか、僕は子供の頃から殺生することに罪悪感を感じていた。蚊やハエやゴキブリなどでさえ、殺すのがいやだった。  ある日、部屋に1人でいる時、ふと気がつくと腕に蚊がとまっていた。「ああ、血を吸われてる、でもこの蚊を殺すのはいやだな」と思ったら、無意識のうちに腕に力が入った。すると、筋肉が収縮したことによって、腕に刺さっている蚊の針がしめつけられて固定されたらしく、僕が動いても蚊は逃

犬神について

「犬神 (1998年頃に聞いた話)」  霊能師匠のYさんのもとを犬神が訪れたことがあるそう…

金縛り脱出法

「金縛り脱出法 (1998年頃に聞いた話)」  霊能師匠のYさんから金縛りの解き方を教えて…

守護霊さん

「守護霊 (1995年から今までに何回も聞いた話)」  「私の守護霊はひいおばあちゃんだと…

ニューヨーク

「ニューヨーク (2001年9月10日の話)」  僕が買物をしている途中、一年に一度通るか…

お疲れー

「『お疲れー』(2006年10月8日午前2時26分の出来事)」  自分の信念に従って生きて…

部屋で鳴る音

「部屋で鳴る音 (1993年頃の話)」  前話の「自転車事件」のおかげで会社を首にならずに…

見廻り

「見廻り (1992年頃の話)」  これは、僕の母の姉の旦那さん、つまり僕の義理の伯父さんが亡くなったときのことである。伯父は最後の一ヵ月程は病院で意識不明の状態が続いていたという。  亡くなる一週間ほど前、伯母が道で会った人から「お宅の旦那さん、今日畑にいらっしゃいましたねえ」と言われた。しかし、伯父は病院で意識不明状態なのだから、きっと人違いだろうと思った。伯父は自宅の近くに畑を持っており、元気な頃は毎日のように草取りなどに出かけていたそうである。  伯父の葬式のあと、