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幼少期 〜隣町への憧れ〜

生まれも育ちも滋賀県の湖北地区

旧長浜市で生まれ、その隣町で高校時代まで育った。
今回は幼少期に感じた隣町の旧長浜市への憧れについてだ。

旧長浜市は湖北地区で唯一の市

旧長浜市の隣町で過ごした幼少期、物心が着いた時から長浜市への憧れを感じていた。その長浜市にはボウリング場や黒壁スクエア、リニューアル前の長浜楽市、豊公園、そして祖父母の家がある。まだバブルの影響が残っていた時代で、どこも活気を感じられた。

長浜スプリングレーンズ


幼稚園時代に、自分の住んでいた町の子供たちを対象にしたボウリング大会なんて自分にとってはビッグイベントだった。今の都内生活で例えると、好きなアーティストのライブを観に行くレベルに匹敵する。どういうわけか幼い頃にボウリング場に初めて連れて行ってもらった時からボウリングが好きになった。

黒壁スクエア

黒壁スクエアは、現在も新たなお店が姿を見せつつあるが昔とあまり変わらないような気がする。駅から近いためアクセスしやすい場所だ。

長浜楽市にまつわる思い出

そして、先ほど上記で述べた場所で昔と姿を大きく変えてしまったのは長浜楽市ではないだろうか。長浜楽市はスーパーのSEIYUとその他靴屋やペットショップなどがある複合施設だ。現在、空きテナントや使われていないフロア、広大な駐車場がある。

今では想像できないが、2000年前半にリニューアルされる以前の長浜楽市は一種の観光地のようだった。SEIYUのスーパーには、鮮魚コーナーに3段重ねの大きな生簀があったり、その他のエリアには川魚専門店やお茶屋、アパレル店やビレバンに似た雑貨屋、さらにはブランド洋品店など複数あった。

現在巨大な駐車場になっている一部分にはそこそこ値を張る焼肉店やちゃんこ屋、洋風レストランといったお店もあった。さらに、お店の周囲には鯉が泳ぐお堀もあったり、巨大な池も存在した。池に関しては、名残として一部分が今でも残っている。


自分にとって、幼少期の長浜楽市は行きたい場所の上位に入っていた。ある意味テーマパークのようにも思えた。当時の凄さを知っている反面、今の状況を見ると過去の面影を感じ少し寂しくなる。

豊公園

びわ湖が近くて雰囲気の良い公園。地元に帰ったら今でもよく足を運ぶ場所だ。噴水広場がとにかく好きだった。噴水広場も含め、豊公園も幼少期とほとんど変わりがない。


祖父母の家

祖父母の家も長浜市にある。幼い子供はなぜおじいちゃんとおばあちゃんが好きなんだろう。優しくしてくれるからだろうか。何度でも会いたくなる。

東京暮らしの現在

幼少期の夢で、大人になったら長浜に住むという夢を掲げていた。しかし、いつしか長浜から北陸へ住みたいと思うようになり、北陸への夢を持ったと思ったら東日本へ住みたいと思うようになった。

世間を知るにつれてあらゆる刺激を受けることになる。自分の掲げる夢を姿形を変えていくことがある。東京にいると刺激を受けっぱなしだ。幼少期の自分は、25年後の自分が東京に住んでいるとは思わないだろう。

今を楽しむこと

数ヶ月前まで日常を楽しむことができず過去の楽しさに囚われてしまうことが何度かあった。過ぎた過去にこだわっても仕方がないことだ。最近は余裕も出てきて日常が楽しく感じられる。今を楽しもう。

過去の自分よりも楽しんでやる。

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