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2021年の20歳たちへ

拝啓。20歳を迎えるひとたち。

1年前に式を迎えて、成人してしまった私は、午前3時にYouTubeでシャンソンを聴きながら暖房をつけない部屋でこの記事を書いています。

何を当たり前をいうんだということを書きます。


あなたは、晴れ着で着飾っていつつ、複雑な思いをかかえているかもしれない。

誰かとの付き合い方に戸惑いを感じているかもしれない。

自分の未来に漠然とした不安を抱えているかもしれない。

部屋でひとりうずくまって、とてつもない虚無を感じているかもしれない。

今にもいのちの火が消えそうな思いをしているかもしれない。


それでもね。

あなたたちは今「ここ」にいます。

あなたが過去にどんなことをしてしまっても、

あなたが自分がゴミ同然のようにみみっちいものに見えてしまっても、

そしてあなた自身の手首を呪ったり、すがれるものにすがりっぱなしになってしまっても

「ここ」にいるあなたを本当の意味でぎゅ〜っと抱きしめてあげられるのはあなただけです。


だから、

無力感に襲われることがあっても

どうかあなた自身を恨まないでほしい。

どうかあなた自身を許してあげてほしい。

どうかあなた自身を何も考えさせず、安らかに眠らせてあげてほしい。

一日中思いのまま寝ていたっていいし、好きなものをいっぱい食べてもいい。好きなものを買ってもいい。話を聞いてくれたり、一緒にぼ〜っとできる仲間と同じ時間を過ごしたっていい。

い〜っぱいあなた自信を甘やかしてください。


自分自身を殺してしまいそうになるのは、きまってあなたの心が何かに弱っているから。

その何かは、氾濫する情報?ひとりぼっちな気持ち?あなたへの周りの評価?

嫌だとは思いますが、頭の中でじっくり考えてみましょう。元気があれば紙に書き出すか、文字を打つかで言葉にみましょう。

もやもやを言葉にできれば心はきっと軽くなります。

これはできればの話ですが、あなた自身の気持ちを分析してみましょう。

あなた自身の気持ちは一定のアルゴリズムにしたがって動いています。その仕組みがわかれば、ちょっといいことがあるかもしれません。

生きていくのが壊滅的に下手くそな私が言ってるのだから、間違いないと思います。


あなた自身のことを大切にできれば、おのずとあなたの周りのものや、

あなたの周りの人たちも大切にすることができます。

恥ずかしながら、私はその過程のさなかにいますが…💦

それでもね。不器用なりにちょっとずつ頑張っています。

「頑張る」という言葉じたいが「頑張る」ことを無理強いしているような気がしてたまにちょっぴり嫌になってしまいますが、これ以外に言葉がみつからないのです。

ごめんね。


最後までこの記事を読んでくれてありがとう。

少しでも心のおもりがすとんと軽くなっていただければ、私は幸せです。

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