大学院生は奨学金を借りるべきか

こんにちは。

結論から言うと、特別な事情がない限り大学院生は奨学金を借りるべきだと思います。僕の経験に基づいてその理由をお話しします。

僕は現在、国立大学の博士課程に在学しており、
日本学生支援機構 (JASSO) から毎月奨学金を借りて生活をしています。
JASSOは学生に対して奨学金を貸付ける就学支援を行なっていて、
日本の大学院生の約半数はこの奨学金を受給しています。

JASSOが貸与する奨学金は無利子の第一種奨学金と有利子の第二種奨学金があります。修士課程では、毎月50,000円または88,000円を借りることができます。博士課程では貸与金額が増加し、毎月80,000または122,000円を借りることができます。

僕は迷わず122,000円を借りています。

博士課程の3年間で第一種奨学金を借りると総額は4,392,000円となります。

122,000円 × 12ヶ月 × 3 = 4,392,000円

博士課程を卒業する頃には約400万円の借金を抱えることになると考えると、絶望的な数字に見えるかもしれませんが、ボクはそうは思いません。

奨学金の返済は貸与が終了した次の翌月から数えて7ヶ月目から始まります。例えば、2022年3月に卒業した場合は2022年の10月から返済が開始することとなります。

将来返済する額は毎月18,300円でこれを20年間かけて返済していくことになります。

18,300円 × 12ヶ月 × 20 = 4,392,000円


リスクがあるとすれば、博士課程在学中にメンタルがやられて働けなることでしょうか。実はこれが一番怖いことですが...

それではまた。