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セオリーから外れた仕入れ


商品を仕入れる時は「確実に売れる」と判断したものを仕入れるのがセオリーですよね。

今回は、「あえてセオリーから外れた仕入れをしてみよう」というお話です。

たとえば、店舗で見つけた5000円の本が以下の状況だったとします。

・長期間に渡り相場が6,000円で売れている
・直近で相場が12,000円に上がっている
・現在の出品者は1人
・12,000円で売れた形跡はない

12,000円で売れたら約4,500円の利益です。

ここで想定できるのは、次のことかと思います。

・パターン①:出品者が増えて相場が6,000円に戻った場合、約400円の赤字
・パターン②:12,000円で売れた場合、約4,500円の利益

今回のテーマは、こういった商品を仕入れることができるかどうかです。

※あくまで考え方を伝えたいだけなので、金額の大きさは無視してくださいね。

こういった商品の場合、仕入れる人は少ないと思います。なぜなら、次のように考えるからです。

・12,000円で売れた形跡がないから売れないと判断する
・相場が6,000円に戻ると400円の赤字になってしまうのでリスクがある

おそらくほとんどの人が、リスクの高い商品と考えるはずです。

しかし、私はこう考えます。

・最低でも6,000円では売れる(赤字400円)
・赤字400円のリスクに対して、4,500円の利益であればチャレンジする価値はある
・12,000円から徐々に価格を下げれば6,000円以上で売れる可能性もあり、黒字で終える可能性もある

ここで言いたいことは「リスクが少なく大きな利益を狙えるチャンスがあるのであれば仕入れてみよう」ということ。

以下の点を気をつければ、十分にチャンスはあります。

・回転がそれなりにあること
・出品者が少ないこと

ただし、資金に余裕がある人向けの戦略なので、せどり初心者や資金に余裕がない人にはおすすめできません。

それに、今回の例で紹介したような状況で、何でもかんでも仕入れるわけではありません。

①最低でもこの価格で売れる
②どの程度リスクがあって、そのリスクに対してどのくらいのリターンが見込めるのか

上記の判断に加えて、「この商品は高くても売れるのか」という判断も含まれるので、ある程度の経験は必要になってきます。

どの程度リスクが取れるかは人それぞれですが、大きなリターンが見込めるならチャンレンジしてみる価値はありますよ。

たまには、今回紹介したような商品にチャレンジしてみてください。

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