#1.自己破産したい事を親に打ち明けた。

バイナリーオプションにはまり、負け続けて、600万円の借金をおってしまった私は、4/26に振り込まれた給料を元に、今月の支払い分を稼ぐべくハイロ―に突っ込んだ。

結果は惨敗。一時、23万円台になったが、欲が出て全然トレンドが形成されていないところで賭けることをやめられなくなっていた。

残高が0円になった瞬間、どこで死のうか考えた。
死ぬなら地元が良いな。友達には最後あってお礼をいえたらいいな。
そんな事を考えていた。

包丁を手に取りクビにあてた。何度かこすってみた。死ねなかった。
タオルをクビにきつきつにまいた。死ねなかった。

奨学金の保証人に親とおばさんがなってくれている。
俺が死ねば100万円は会社から家族に支給されるそうだ。

ああ、人生をやり直したい。なんて馬鹿なことをしてしまったんだ。
本当につらい。つらいつらいつらい。

次の日、親に多額の借金があることを打ち明けた。
死んで100万円だけでも払おうとしている事をつたえた。

「100万円なんかで死んでもらっては困る。それ以上に投資してるんだから。」

そんなことを言ってくれるなんて思わなかった。
まず、知見のある人に相談をするように勧められた。

ああ。本当に親は偉大だ。そして、俺はどれだけ最低の最悪の親不孝の人間なのだ。もう、だめだ。本当にしんどい。


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