見出し画像

47.冷凍野菜って何?(海外輸入量)

おはようございます。

No.12で2023年海外産の輸入量は約112トンと書きました。

昨日は国産の生産量が伸びていない事を書きましたので、今日は海外産の輸入量の伸びを記します。

◼️冷凍野菜の輸入量(単位:トン)
資料は昨日と同様、日本冷凍食品協会「冷凍食品の生産・消費について」、大元は財務省貿易統計

2009年   760,997
2010年   829,406
2011年   899,356
2012年   952,041
2013年   924,251
2014年   907,964
2015年   911,518
2016年   943,211
2017年  1,008,783
2018年  1,051,938
2019年  1,089,449
2020年  1,032,756
2021年  1,072,390
2022年  1,149,097
2023年  1,119,589

国産生産量は伸びていませんでしたが、海外産輸入量は14年間で147.1%も伸びています。

やはり、国産よりも価格的に安く、量も確保できるからだと思います。

ただ、近年、天候不順が多く、野菜が順調に育っていても収穫目前の大雨などで流されたり、気温が上がらず成長しなかったり、虫が大量発生して野菜がやられてしまったり、などなど、もう予定通りの収穫量を確保できないことが多々あります。

弊社も安定供給のために、取引する産地や製造工場を広げる努力をしていますが、弊社の安全基準は厳しく、どの産地、工場でも良いわけではなく、簡単には広げられないので、日々購買部の担当者は世界(特にアジア圏)を探しまくってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?