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終点、金沢までご案内します

はじめてのひとり旅。

こんな時期に行くべきか非常に迷った。
情勢だけでなく、なんだかこの数ヶ月人恋しく、
本当は誰かに止めてほしかったのが本音。

でも予約しているホテルをきっかけに
しぶしぶ、新幹線に乗り込んだ。

京都で乗り継ぐ頃には、
なんだか心も穏やかになっていた。

京都の乗り継ぎの待ち時間で抹茶を嗜めたり、
乗り込んだサンダーバードの自由席は、
窓が大きく紅葉が一面に見えるベスポジだったり。

なんだかこの旅を後押ししてくれる予感がした
矢先の車内でアナウンス。

「終点、金沢までご案内します」

今までない高揚感に駆られ、
今、この記事を書いている。


きっと何かのターニングポイントになるであろう旅。楽しもう。