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無理ゲー

敗戦処理。
野球で使われる言葉だ。

長いペナントレースを無敗で終えることは無理だ。今まで130試合以上無敗のチームはない。

24勝無敗の全盛期のマー君は神ががっていたが、
他の投手であと100勝は無理だろう。

トーナメント式の高校野球なら、例え10点差がついていても最後まで諦めないで戦うだろう。
悔いなく3年間を終えるためにも、それで良いと思う。
奇跡を信じて戦うから輝くのだ。

ただリーグ戦では捨てる試合があっても良いと思う。
若手に経験を積ませたり、主力を休ませるなど、今後につなげることも大事だ。

負けがほぼ確定した試合に敗戦処理をさせる。
新たな変化球を試したりして、次の試合に活かせば良い。

ファンの期待に応えるのも仕事だが、
10点差をひっくり返して勝つのも1点差で勝つのも同じ一勝だ。
どれだけ足掻いても負けは負けだ。
負け癖や諦め癖がついてはいけないが、
どうしようもない点差がついた時は、
監督の責任で敗戦処理をするべきだ。
無駄に疲弊させ、勝てる試合を落とすよりマシだ。

仕事も同じだと思う。
資金力もあり優秀なスタッフが揃っているチームは不可能な領域に挑むべきだ。
健全な苦労と共に信頼や友情が生まれ、
イノベーションが起きる。
これは経験上間違いない。

一方で、
資金力もなく無能なスタッフが揃っているチームは何をやっても無理だ。
不健全でしかない。
野球で言えば50点差はついている。
そこからジャイアントキリングは無理ゲーだ。
そこに優秀な人間を混ぜて疲弊させてはならない。
無能に敗戦処理をやらせて戦力外通告をすべきだ。
それが責任者の仕事だと思う。

しかし無能しかいない会社は、
無能を育てろ、管理しろと言う。
野球のルールを教えても自己流解釈をし、
ボークになれば、認識違いでした、
みたいな奴らを?
100キロも出せない奴らにどうやって160キロを出させるの?
練習に来ない奴らにどうやってノックするの?
素振りしておけと言ってもバットをいただいておりません、みたいな奴らをどう育てるのか?

マジで時間の無駄だ。
無理ゲーほどの茶番はない。

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