クリケットインド代表のサラリーについて
※有料記事ですが全て読むことが可能です。クリケット応援・普及のための資金としたいので、投げ銭していただけるとありがたいです。
今回はクリケット大国インドの代表チームについてです。
インドのクリケット選手の主な収入源は、スポンサー広告、自社ブランド、ブランドアンバサダー、インドプレミアリーグ(IPL)での給料など、様々な方法で収益を上げています。
2020年に最もインドで稼いだクリケット選手は、代表キャプテンも務めるヴィラット・コーリで、フォーリーブスによると、2400万ドル(約28億円)と言われています。
インド代表の格付け
インドクリケット協会(BCCI)では、毎年4月に代表選手の格付けを行っています。これはインド代表でプレーする選手の重要度によって、選手の格付けが決まっており、グレードの高い選手ほど高い年俸を受け取ることができます。
最高が「A+」から「C」までのランクが存在し、それ以下の選手はこれまでの代表試合出場数や年齢によって決まります。
主な年俸はこのようになっています。
更にCランクまでに入らないクリケット選手には以下の給料が支払われます。
ランク別の主な選手
それではランク別にインドの選手を挙げてみましょう。
A+
ヴィラット・コーリ
ロヒット・シャルマ
ジャスプリット・ブムラ
A+には代表キャプテンで現在のクリケット界のアイコンであるヴィラット・コーリに、IPL最多の優勝を誇るムンバイ・インディアンズのキャプテンを務めるロヒット・シャルマ、世界最高の速球派ボウラーの呼び声が高いジャスプリット・ブムラです。
A
アジンクヤ・ラハネ
チェテシュワール・プジャラ
ハーディック・パンデヤ
イシャント・シャルマ
KLラーフル
モハメド・シャミ
ラヴィチャンドラン・アシュウィン
ラヴィンドラ・ジャデジャ
リシャブ・パント
シカール・ダーワン
B
ブブネシュワール・クマール
マヤンク・アガーワル
シャードゥル・タークル
ウメシュ・ヤダヴ
ウィリーディマン・サハ
C
アクサー・パテル
ディーパック・チャハル
ハヌマ・ヴィハリ
クルディープ・ヤダヴ
モハメド・シラジ
ナヴディープ・サイニ
シュレヤス・アイエル
シュブマン・ジル
ワシントン・スンダー
ユズヴェンドラ・チャハル
Cランクまで入る選手は、IPLのスター選手であり、日本円で1億円前後の給料を受け取っています。IPLは7週間の開催のため、単純に年間換算すると、Cランクまで入る選手は5〜7億円ほど稼ぐ選手…と考えたらいいでしょう。
出場給
BCCIでは、協会が選手に支払う年俸以外に、国際試合の出場給を支給しています。テスト、ODI(ワンデイ・クリケット・インターナショナル)、T20I(トゥエンティ20・インターナショナル)のそれぞれの試合形式によって出場給が異なります。以下の通りになります。
最大で5日間試合を行うテストに出場すると、200万円以上のサラリーを受け取ることができます。つまり1週間で200万です。テストはICC正会員の12カ国のみが試合を行うことができる形式で、1試合の試合時間も長いことから、試合数が限られるだけに、やはり多くの出場給を受け取ることになります。
特別ボーナス
更にインド代表の選手は、試合での成績によって、特別なボーナスが支給されます。以下の通りになります。
バッツマンにとっては100ラン、ボウラーにとっては5ウィケットが大きな目標となります。なかなか簡単にできることではないですが、達成したら更に大金を稼ぐことができますね。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?