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「人は変われる」 第113回 小坊主の進路教室 振り返り~

こんにちは。Criacao(クリアソン)の小坊主こと竹田です。
第113回小坊主の進路教室は、立教サッカー愛好会出身のアンファーの人事の中村さんにご登壇いただきました。

今回の振り返りを東京大学少林寺拳法部の高橋くん(以前にnote書かせていただいた高橋くん)が書いてくれました。

高橋くん、ありがとう!!!

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中村竜次郎さん

学びが多すぎて、正直うまくまとめられないです。
自分にとって学びが多いとは、単にインプットの量知識の量だけではなく、そこから自分の考えを吐き出さざるを得ない類の学びのことかなと考えています。そのため今回は量がかなり多くなってしまいました。

人に読んでもらえるよう簡潔にまとめたいと思いつつも、ここでの学びのアウトプットを通じて、自分について考えて言語化するいい機会だと捉えているので、自分についての内容も多くなってしまいました。今後は盛り込みつつ簡潔に書いてまとめる能力をつけていきたいです。


●人は変われる
面接で「自分のこと優秀だと思ってるでしょ」と複数の人から言われるなど、自信過剰で精神的に生意気な面があった就活当初の時代から、上司の言葉をきっかけに物腰柔らかくなったそう。実際、学生目線で丁寧にお話ししていただき、そんな時代があったとは微塵たりとも感じられませんでした。

自分はもともとものすごくネガティブな人間で、高校時代には「ネガティブキャプテン」と周囲に揶揄されたりしていて、かなり悩んでいたこともありました。ちょっとでもいいからポジティブになれたらいいのにと思いつつ、人の性格って変われないのだろうなと諦めてもいました。
しかし、就活が上手くいかなかったり、コロナで思うように部活ができなくなったりして、ネガティブに考えても本当にどうしようもない現実を突きつけられたことで、色んなことを前向きに捉えられるようになってきました。今日も、たまたま部活の同期に「めっちゃポジティブだな」と言われ、人生で初めての経験でした笑
(ただ無思考的にポジティブになるというより、物事に意味付けをしていくという意味で、前向きに捉えるという表現の方が適切かもしれません。)

竹田さんの言う「インパクト」がかなり大きかったのかなと思います。同時にこれを継続できるよう、日々「反復」していきたいです。

人って変われるのだなと改めて思いました。

●時間軸を伸ばす
ドイツにチャレンジしに行くか、国内で就職するかの決断を迫られた時、「時間軸を伸ばして」考えたそうです。
自分が死ぬとき、年老いたときを想像して、「あのとき本当は俺はプロになれたかもしれない」と言うのは嫌だ、自分の人生を振り返った時にかっこいいかどうか、悔いのない人生かどうかという判断基準で、ドイツでチャレンジをするという決断に至った。

CAの上田さんが尊敬する上司の方が、自分の選択がかっこいいかどうかで決断をしているという話に近いなと思いました。

その場その場でその選択、決断がかっこいいかどうかの視点だけでなく、人生の先の自分から見てどうかという視点は面白い軸だなと思いました。

●オリジナルのキャリアを築く
海外でプロを目指すという選択肢は結果がどうなろうと、現地の言葉をいかせるなど、身につくものが何かしらあるという意味で、面白いキャリア、オリジナルのキャリアになると思い、挑戦自体をとてもプラスに捉えたそうです。

自分も文系で院進という稀有な選択は、当初は不安もありつつ、これまで人生一本道で来すぎた中で、こういう脇道も面白いんじゃないかと、長い人生で見た時に(時間軸を伸ばして笑)いい経験になるんじゃないかと思ったりもしています。

●真面目な快楽主義者という生き方
完全自由な朝練で自主的に毎朝山を10km走るという、かなり衝撃的なストイックエピソードを冒頭でお聞きした後に、実はさらにその朝練の前には新聞配達をこなし、朝練後の授業では一度も寝ず、放課後の部活の後は社会人チームに混じってまた練習をするという、同じ人間とは思えない超人的な生活を送ってらっしゃったことが判明しました。

Q.なぜこんなにストイックでいられるのか?
A.
・幼少期から次男として可愛がってもらうためのスキルをつける癖として
・そもそもそういうことを苦に思わずのめり込んでしまう
e.g. 毎日の筋肉痛が嬉しい、山を毎朝走るのもラジオ体操のスタンプが増えてく感覚、継続してるのがたまらない

サッカーの練習も「こなしてる」という感覚は一切なく、何をやってても楽しかった。その理由として、やらされ仕事がなかったからではないかと分析されていました。

内発的・外発的動機付けの話に近いと思いますが、自分も人生で親に勉強しなさいと言われたことがなく、もし言われてたら絶対嫌いになっていただろうなと思います。自分の人生の原動力の一つは、知りたいという欲求で、知的好奇心はとても強いと思うし、そのためなら労力は厭わないなと、共感する部分もありました。
自分も部内ではストイックに練習する方だと思っていましたが、中村さんのお話しを聞いてからは二度とストイックという表現は使わないようにします笑

●気付きたいと思うことしか気付けない
ドイツ留学を考えている学生に対しての言葉。
気付きは腐るほどあるが、それに気付けるかどうかは自分次第。

これはこの進路教室でも同じことが言えるなと思います。この進路教室も気付きはめちゃくちゃある。でもただ漠然と参加してると、せっかくの気付きにも気付けないことがある。
自分は何に気付きたいのか、ちゃんと考えた上で参加する必要があるし、結局この環境を生かすも殺すも自分次第だと感じました。

●コンサルについて
プレゼンをする際、
・論理的思考力
・熱量
どっちかの人が多いが両方必要。

熱量がありながら、きちんと事実やデータと共にロジカルに説明できるのがベスト。
コンサルは、問題解決などの方法論(すごい人たちが話していること e.g. Criacao中村さんの「行動力8つ」)を学びそれを借り知識として、クライアントに提供する。一見胡散臭く思えるがきちんと的を射ており、それらを熱量を持って話せるかが大事。

論理的思考力と熱量というキーワードは、自分がコンサルを受けていたときに強みとして使っていたワードそのままで非常に驚いた。
自分より頭いい人はごまんといるし、熱い人もたくさんいる。自分はアインシュタインほど賢くはないし、松岡修造ほど熱くはないけど、その両方を持ってる。それを部活の後輩指導のエピソードとして話していた。
ここについてはもう少し深掘りたいと思うと共に、色んな人にぶつけてみたいとも思った。
就活に関してはたくさん反省点はある一方で、全てを否定するのではなく、大きく間違っていないこともありそうだと感じたし、きちんと整理したいと思った。
お話に出てきた方法論を学ぶのは自分はとても好きで、そこも深掘りしたい点。

●結局人を動かすのは熱量
経営者と現場の乖離。
経営者=概念、哲学(生き方、人間力、リーダーシップ)が好き/1,5,10年後
現場=目の前の仕事/今日、1ヶ月の売上

今日の仕事がうまく行くかを考えている現場に、経営者のビジョンや想いを理解してもらうには、結局熱量しかない。

中々学生には想像できない、現場のリアルな実態を具体例と共に説明していただきました。


●人から感謝される領域は自分のやりたいことのちょっと外の意外なところにある(かも?)
e.g. MFやりたい→周りからFW向いてる
やってみて、気付いて自分の価値と結びつける。
自己分析は自分だけじゃできない。人から評価されるポイント違ってたりする。


●気付く感性を持つ
自分のやりたい仕事じゃないこと多々ある。
そこで腐るのではなく、色々なことに気付く感性を持っていることで、やりたいことができる近道になる。
領域を広げレベルアップする。


●人生変えようと思っている
最後にいただいた一言。
「自分はみんなの人生を変えようと思っている」
グッときました。それを言い切れるかっこよさ、完全に心を奪われました笑
お言葉の通り学びがとてつもなく多かったです。

自分がこの言葉に感銘したのは、価値観が近いからだと思いました。
自分も大学の部活動で、一年生の時に先輩のおかげで、一時は辞めようとまで思った部活が大好きになり、自分も先輩の立場になったときに後輩に、この部活に入ってよかった、部活が好きになったと言ってもらえるよう、自分の本気を全てぶつけて後輩を指導した。自分が関わることで、相手にいい影響を与えたいと思う。
まだ言語化し切れていないですが、自分にかなり響く言葉であったのは確かで、自分を知るヒントになりそうな言葉でもありました。


長くなってしまい申し訳ないですが、自分にとってはこれだけ内容の濃い回になりました。
自分の考えも含めてまとめるのに4時間くらい掛かってしまいました笑
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Criacao  竹田(小坊主)

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