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はじめまして:札幌から古植物学や地学の面白さを発信します!

はじめまして。

植物化石や地層が好きすぎて,その面白さを伝えたいと思い,高校教員となり,自分でも研究を続け,働きながら博士号を取得したほどこの学問分野が好きな「北海道の木の葉化石博士」と申します。

一般に化石を研究対象とする学問分野を「古生物学」と呼びますが,多くの方が「化石」と聞いて連想するのは「恐竜」「三葉虫」「アンモナイト」「マンモス」など目立つ動物の化石でしょうか。少しでも知識のある人なら「サッポロカイギュウ」「デスモスチルス」「アノマロカリス」なども思い浮かべるでしょうかね。

しかし,植物も立派に化石として保存され,植物の化石だからこそ引き出せる情報もあるのです。ちなみに植物の化石を扱う古生物学を「古植物学」(※:以下の注)と言います。

古植物学は当然面白いのですが,私はそれにかかわる地学の各分野全般も大変興味深いことばかりだと感じています。高校では「この世で最も面白い学問は地学である」と豪語して授業をしているほどです(幸いなことに生徒の皆さんの多くにはそれが伝わっているようです)。

このように私は,自分で古植物学を学び,それをもとに地学の楽しさを高校の授業で伝え,講演依頼があった場合には積極的に市民普及活動も行ってきました。しかし,今後はやはりネットの力も借りていかなければと思い,同僚の勧めでnoteを利用することとなりました。

今後私が目指したいことは,「私の投稿記事から,高校生のみならず小中学生や一般の方々など幅広い世代の皆さんに古生物学・古植物学や地学の面白さを知ってもらうこと」です。

一人でも共感していただける方が増えてくださることを期待したいと思っております。


※ 植物化石をもとに,地質時代の植物の姿やその植物がどんな生活スタイルだったのか,植物はどんな進化を辿って現在に至ったのか,過去の植物の集団から過去の植生やそれを取り巻く気候がどのようなものであったのか,などについて研究する学問分野が「古植物学」です。今後詳しく紹介していきます。

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