丹沢・塔ノ岳で日の出を見る
昨日の朝から丹沢の塔ノ岳に行って今朝帰ってきました。
もう30年ほどになりますが、毎年塔ノ岳の山頂の小屋(尊仏山荘)で山友達と忘年会かまたは新年会をしています。
今年は私を含めて4人、都合が合わせられたのは2月9日から10日であったので、遅めの新年会となったのです。
今年は登るのも下るのも結構大変でした。
というのも2月4日に関東地方で降った雪の影響で、稜線では40㎝~80㎝の雪が残っていて、さらに吹き溜まりでは軽く1mを超える雪があったため、全行程の90%以上はアイゼンを装着して歩くことになり、時間もかかってしまいました。
そんな苦労をして登ったのに、登ったらガスが湧いて視界がほとんどなし。
結局当日はほぼ小屋での宴会となりました。
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余談ですが、宴会のメニューはいつも決まっています。
秦野市にある大型スーパーで刺身としゃぶしゃぶの食材、それと日本酒やワインを買って登ります。
さて、今朝もガスが湧いていて視界がない時間の方が多かったのですが、日の出20分ほど前ごろからガスが抜けたり湧いたりを繰り返し始めました。
今朝の6時15分ごろガスがきれいいに抜けました。
このままガスが湧かないでくれと祈っていたのですが、日の出時刻の3分前ごろに再び湧き出し、視界がなくなりました。
日の出はやっぱりだめかと思っていたのですが、このガスが1分後には再び過ぎ去っていきました。
そして日の出時刻(6時35分)ピッタリに太陽が出て来ました。
ちょっと感動です。
少しズームして撮影すると、大山やさらに手前の山にも雪があり、日の出のオレンジ色の太陽が一段と生えますね。
太陽が出てから1分後、少し下界が見えました。写真の左上の方に相模湾が広がり、江の島が黒く浮かんでいます。
いつもはあの辺で写真撮ってるよなぁ、なんて思いながらもう少しはっきりと見えてほしいと願いました。
けれどもまたまたガスが湧いて視界がなくなりました。
それから10分ほど、またまたガスが抜けました。
その時はもう太陽が高く、眩しくて遠くは何も見えずただオレンジ色の光を放つだけでした。
けっこうやきもきする日の出の光景でしたが、見られたことと、雪景色と日の出という普段見ることのできない景色を同時に見て満足して下山しました。
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