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紅葉は見頃 鎌倉・一条恵観山荘

今朝は全くひどい曇り空で小雨混じりでした。
早朝の海岸散歩にも出かけず、家に籠っていると7時過ぎ頃から急速に晴れてきました。
青空が多くなってきたので、よしまた鎌倉に行こうと思い立ち鎌倉へ。
どの辺に行こうかちょっと考えながらネットで調べていたら、紅葉が見ごろを迎えているのに開館は12月10日まででその後年内は閉館になるという一条恵観山荘の情報を得ました。
よし、今日はここだ。
そんなわけで、今日は鎌倉の一条恵観山荘を中心に歩きました。
一条恵観山荘は国指定重要文化財になっている建物と庭園です。

この山荘は、江戸時代の天皇の皇子であって摂政・関白を務めた一条恵観が京都の西加茂にある一条家の別邸の離れとしてご自身で設計されたという建物で、鎌倉に移設されたとのことです。
庭園に入ると紅葉の木々だけでなく花手水と言えばよいのか、つくばいと言えばよいのか、ところどころに配置されていて、やんごとなき人の趣味の世界を感じます。

入館前にある花手水でしょうか、いい雰囲気です。

中に入るとすぐに庭園につながる廊下があり、そこから中庭が見られます。すでにここがもう雰囲気のいい紅葉のちょっとした庭となっています。

紅葉の美しい中庭
広角側で撮るとこんな感じです。

そして庭園に入る手前に今度はつくばいでしょうか。
モミジのグラデーションがいいですね。

モミジのグラデーションを意識してますね。鉢の中にカニの置物が二匹いるのが面白い。

そして、庭園に入ると紅葉は真っ盛りです。
ただ、天気が良すぎて写真を撮ったものの影が複雑かつ邪魔になって美しさが半減していますが、実際にその場にいると美しさが実感できます。

木々の色づきが見ごろとなっている庭園
小さいけれども美しい庭園です。

庭園にも花手水が見られます。

庭園に何気なしに置かれている花手水
この花手水にもカニがいました。

竹の並んだところにモミジが重なってい見える風景もあります。

竹に重なるモミジが美しい。

茶室ももちろんあり、入り口はピカピカに塗りの施された板の間があり、その奥には丸くくりぬかれた障子、さらにその奥には色づいたモミジがと灯篭が見える。貴族の贅沢を垣間見る部屋がありました。

このような暗めの室内と明るい外の景色を何も考えずに撮ってもそこそこ露出を決めてくれるのがiPhoneのいいところですね。

ようやく見頃を迎えている鎌倉の紅葉、また週末に行ってみるかな。


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