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エキウム・ウィルドプレッティ

昨日、バラを見に平塚市にある花菜ガーデンという植物園に行きました。
さまざまなバラが満開の見ごろを迎え、十分に堪能しました。

しかしながら、この花菜ガーデンはローズガーデンだけではありません。
広い敷地に様々な植物が育てられています。
その中で、異彩を放っている植物がありました。
「エキウム・ウィルドプレッティ」という植物。
私はこの植物をここ以外で見たことがありませんでした。

エキウム・ウィルドプレッティ
この塔のように立ち上がった植物は無数の赤い小さな花をつけています。
実に珍しいですね。日本には自生していない花ということはすぐわかりますよね。

この花、大西洋のカナリア諸島の亜高山帯で、乾燥した場所に自生している花とのことで、寒さと乾燥に強いけれども暑さと湿気に弱いということでうす。
つまり日本に適した場所はないということです。
ですから、日本では夏に死んでしまうのでしょうね。
大きさは2mほどあるでしょうか。そこに無数の赤い花がらせん状になって咲いています。

高さは2mほどあり、無数の赤い花を咲かせています。
iPhoneのパノラマ機能で撮影


近くによればこんな感じです。
一つ一つはかわいらしい赤い花ですが、こんなに咲いていると不気味な感じさえしますね。

神奈川県も夏は猛烈に暑いし、湿度も高いので、この花が夏を過ごせることはないはずです。どうやって育てているのでしょうね。
外国の花でも古くから日本に来て育っていると、和名があるのですが、この花はエキウム・ウィルドプレッティと表示されていました。
なんとなく馴染めませんね。
牧野博士もこの花を知らなかったのかもしれませんね。

エキウム・ウィルドプレッティ・・・
牧野博士ならどういう和名をつけるのでしょうね。
iPhoneのパノラマ機能で撮影





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