ピアノ教室の役割の移り変わり。
ピアノ教室を始めたころは、というか、今でもだが、習いに来る生徒は子供が多い、子供にピアノを習わせると、脳の発達に良いというエビデンスがあるらしい、クレッシェンドピアノ教室は学習塾ではないが、何故か、埼玉県の最難関女子高の浦和一女に数年連続で、進学する生徒が出て、確かに、指先と脳の発達には、何らかの因果関係があるのかもと思ったものだ。
が、時は移り変わり、世の中に、ご高齢の方が多くなり、ボケの問題がとりざたされる昨今、動機はさまざまで、昔やっていて、もう一度ちゃんと弾けるようになりたい、弾きたい曲がある、子供の結婚式で弾きたいとかだが、クレッシェンドピアノ教室にも、ぼつりぽつりと、ご高齢の方が来られるようになってきて、これは、ピアノ教室の新たな役割では、と少しづつ、感じています。
動機はさておき、結果的に、ボケ防止や、運動機能の改善、イライラの解消など、嬉しい効果がいっぱいです。
そして上手いことに、ご高齢の方は、午前中から、午後にかけてこられることが多く、子供は、学校が終わってからなので、時間が被らず、効率もいい。
ご高齢の方は、ピアノを弾くこともさることながら、レッスン中の会話を楽しみに来てる方もいるので、なるべく、色んな話をしながら、レッスンするように心がけていて、今年からは、新たな試みとして、昼食会などを開いてみたが、これが、けっこう好評だった。
ピアノを中心とした、ちょっとした、コミュニティーの輪を作れて行けるのではと、社会貢献的な、可能性を感じている今日この頃です。
と調べたところ、やはり、認知機能の回復と、ピアノの練習には、因果関係があるようです。