![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102800543/rectangle_large_type_2_2f7541419b6e928bce8e9d1403a5ea60.jpeg?width=800)
【レポート】OpenBrushで描いたVRアートをSTYLYに取り込んで公開する方法
前回の記事では、「【レポート】まるで魔法使い‼VRお絵描き使ってみた」で無料で利用できるVRお絵描きソフトの比較や魅力についてお伝えしました。
今回は、VRお絵描きソフト「OpenBrush」で描いたVRアート作品を、「簡単にみんなと体験できるようにしたい!」というご要望をいただきましたので、手軽に利用できるリアルメタバースプラットフォーム「STYLY」へ取り込んで公開する方法をお伝えします!
どちらも無料で利用できるツールですので、ぜひ試してみてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1680920032226-glAZvAUWTO.jpg?width=800)
【手順】
0.事前準備
以下3つの準備をして事前に利用できる環境にしておく必要があります。
■OpenBrushの準備
■STYLYの利用準備
■Meta QuestとPCを繋ぐ準備
■OpenBrushの準備
OpenBrushを利用するにはVRゴーグルが必要です。
今回はMeta Quest2(Oculus Quest2)を利用しました。
【OpenBrushのDL方法】
OculusQuest2を起動後、ストアで”openbrush”と検索します。
結果表示画面にOpenBrushが表示されるので入手(無料)します。
※試験中、開発中のため注意してください。という旨の表示が出ますが、特に気にする必要はありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1681264010730-akw8RUH2lw.jpg?width=800)
■STYLYの利用準備
PCなどで「STYLY」にアクセスし、アカウント(無料)を作っておきます。
※アカウントの作成方法はコチラをご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1681264093970-A3Nqr2Jpp1.png?width=800)
■Meta QuestとPCを繋ぐ準備
方法は2つあります。
まずは公式サイトから「Questソフトウェア」をPCにインストールします。
(※インストールには、PC側の空き容量が10GB必要です)
【1】ケーブルでつなぐ
・Quest 2側:Type-C、PC側:PCに合わせてUSB等 のケーブルを用意
・QuestソフトウェアをPCで起動して接続方法「ケーブル」を選択
【2】無線でつなぐ
・QuestソフトウェアをPCで起動して接続方法「ワイヤレス」を選択
【1】または【2】の設定が完了したら、Meta Quest 2を装着して「クイック設定」の画面へ移動し、QuestLinkを起動します。
※下記の記事に詳しく説明されていますので、ぜひ参考にしてください。
参考:MetaQuest 2とPCをケーブルで接続する「Quest Link」を解説! ケーブル無しの「Air Link」の方法も紹介(MoguLive)
事前準備ができたら、
さっそくやってみましょう!
①OpenBrushで絵を描く
②絵のデータをエクスポートする
・ツールパレットから設定(Setting)を選択し、ビギナーモードからアドバンスドモードに変更
![](https://assets.st-note.com/img/1681264467300-w4Q9u5kiRg.png?width=800)
・(…)マーク(More Options)を選択
・真ん中の三角フラスコマーク(Labs)を選択
・Exportを選択
![](https://assets.st-note.com/img/1681265345229-GgkShK7nTt.png?width=800)
③PCでMeta Quest2をケーブルまたはワイヤレスで接続
④データをPCの任意の場所に移動
![](https://assets.st-note.com/img/1681267414547-QeKWJqeaek.png?width=800)
⑤STYLY STUDIOを開く
![](https://assets.st-note.com/img/1681267600141-AQl3HKN4DC.png?width=800)
⑥3Dモデル→My Models&Uploadを開き「glbファイル」を選択
![](https://assets.st-note.com/img/1681267629778-CuipAEPV2R.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681268029925-0gZVAEEPC5.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681268039303-I1gK6GOa1s.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681267986871-0OVQAfznuS.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681267969934-SIN8NRTc1w.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681268064704-XSmjfzGRy1.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681268088690-1nldtgHEMH.png?width=800)
⑦アップロードされたモデルをシーンに配置して完了!
![](https://assets.st-note.com/img/1681268130648-fl6dUS5Q4V.png?width=800)
クリエイターOmayuさん(@kecy0220)がこの手順でAR制作をしたときの作品を公開してくださいました! 木やキノコ・草の描写が綺麗に表示できていますね♪
#styly で取り込んでARにするとこんな感じで絵に入れて面白い😆 pic.twitter.com/8MzmZrMQlu
— omayu🐾絵本発売中📕クリエイター×[NFT/AR&VRアート] (@kecy0220) February 15, 2023
STYLYの基本的な使い方はこちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?事前準備が少し手間ですが、一度セッティングしてしまえば、その後は、直感的に描いたイラストを簡単に取り込めます。
VRお絵描きだと、VR/ARの制作へのハードルが低いのが魅力ですし、自分が描いた絵が、空間上に表現されるだけでもうれしいですね!
そして、「OpenBrushで絵を描くことが上手になりたい…!」と思った筆者でした。みんなでVRお絵描きワークショップなどしたら楽しそうですね。
有料版の「Multi Brush」だと複数人で同時接続して絵を描くことができる”マルチプレイ機能”があるそうなので、ぜひ試してみたいと思います。
CREPOSでは、VR・ARの制作活動を応援する「CREPOS XRサポートプログラム」を運営しています。CREPOSクリエイターに登録すれば無料で参加できます。VR・ARに関する情報をメルマガなどで発信しています。
VRゴーグルのレンタルクーポンも配布していますので、ぜひお気軽にご参加ください!
![](https://assets.st-note.com/img/1680920702437-QuDZMqrs5P.png?width=800)
★ お仕事依頼受付中 ★
イラストやデザインのご依頼ならクリエイター1万人登録のCREPOSへ!
![](https://assets.st-note.com/img/1681396772717-W2Ld8GaNq4.png?width=800)
絵本・VR・ARコンテンツなど豊富なコンテンツの制作実績がございます。
クリエイターへの依頼についてご相談も承っておりますので、
以下CREPOS運営事務局までお気軽にお問合せください。
【 crepos_operation@i-freek.co.jp 】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?