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私の物語①

私の幼少期は、「大人しい」という表現がぴったり。
…と言っても、私はあまり覚えていない。
でもよく聞くエピソードとして、
幼稚園バスから降りた私に、母は
「今日、幼稚園でどんなことしたの?」
と聞くが、いつもこの一言を放ったと言う。
「えっと…忘れた!」
…これは心配だ。実際、母も心配だったそう。
こんな大人しい幼稚園児が、将来学校で先生やっていると当時の両親が知ったら、どれだけ驚かれるだろう。

そんな私は小学生に上がると、少しずつ、おしゃべりさんになる。
しかし、ここでまた私は心配をかけるのだ。
それは、「女の子よりも男の子と遊ぶ頻度がめちゃめちゃ多いこと」。
当時の担任の先生が、心配していたのだ。
○○ちゃんの家でお人形遊び、というより、
男の子と一緒に走って遊ぶ事が好きだった。
ただ、それだけの事だったのだが。(笑)
当時は男子といる方が、気を遣わずにいれた。
学年が上がるごとに女子とも交流が増えるが、この後から、悩む日々が増えていくのである。