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どうでもいい話

noteを始めてから1年が経ったらしい。

人ってさ、誰かに認めてほしくて、誰かに褒めてほしくて、自分の武勇伝を語ったりするよね。
そんな話を聞く度に、すごいね!って言葉が喉からするりと出てくるのだけど、同時に心の中に空虚な感情が生まれたりする。
すごいでしょ!と、言われれば言われるだけ、「すごい」が減っていく。

へー、聞きたくなかったな、その話。
自分の中の自分がそう呟く。

かっこいいあの人は、いつも元気を装うけれど、心の底では自信が無いように見える。
本当はめちゃめちゃすごいのに、そんな一面でさえもひた隠しにしている様に見える。
だから本当の姿を知った時に、ものすごい引力で惹かれてしまうのだろうな。

人は結局、自分の目で見たものを強く信じる生き物。
他人の話に耳を傾けているようで、実はそんなに聞いちゃいない。
だから同じ質問を何度もしたりする。
一方、答えた側は案外覚えている。
同じアンサーをさも初めて話すかのように気を遣って伝えるまでもある。
その度に少し萎える。


新しく出会った人に一瞬でも引っ掛かることがあれば即幻滅してしまう。

じゃあ仮に幻滅しない人が現れたとして、その人にとって自分が刺さる存在である自信があるのかと問われると、全くそんなことはない。
それが結局、1年前と何も変わってないという裏付けになってしまう。

好きな人に好かれる人間になるにはどうすればいいのだろう。

なんだか10年後も同じことで悩んでそうで萎えるわ。

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