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元テレビ局アナウンサー、アロマセラピスト、大橋マキ氏。アロマを究め、新たな活動を。
フジテレビアナウンサーとしてお茶の間の人気をあつめながらも、ある理由で約2年で退社した大橋マキさん。
アロマセラピーを学ぶために渡英。英国IFA認定アロマセラピストの資格を取得。
帰国後、病院をはじめイベントや空間演出等のアロマセラピーで注目を集める。
約10年前に、葉山へ移住。
葉山を拠点にして、アロマセラピストとしてアクティブに動きながら、新たな活動が…。
今日は、葉山で有名なカフェ、マーロウにおじゃまして、大橋マキさんに会う。
ピュアなオーラを漂わせながら、店内に入ってきた大橋マキさん。
「私は、香りのクリエイターというより、アロマをとおして、自分の感覚がいつまでも瑞々しくいられる入口をみつけたなあ、って思っているんですよ。
匂いは大好きです。体調が悪いとか、ストレスを感じているときも体臭は変わります。モノでも人でも、それを知りたくなったら、触りたくなりませんか。
触ってついでに匂いを嗅ぎたくなる。
触ってみたり、聴いてみたり、よーく見てみたり、そういう流れの中のひとつに匂いってあるんじゃないかな。
人と人が近づくなかでのプロセスのひとつではないかと。」
経験から学んだ、独自のアロマクリエイター論を展開する大橋マキさん。
「葉山に移住して、アロマの先に植物が見えたんです。
ガーデンサークルを中心として、老いを考えていこうと。
認知症の方なども元気に参加されています。
正式名称の『葉山つながりプロジェクト』の頭文字をとってHAPP、英語でハッピーの略、『はっぷ』といいます。2年前に法人化されました。
はっぷは、園芸療法士、整形外科医、理学療法士、そして介護士や育児世代の主婦の方などが、ガーデンを通じて、シニア世代をサポートしている団体です。
30~80代が中心の約20人の仲間。
そのみんなを結びつけているものが、アロマセラピストの活動でたどり着いた植物なんです。
香りは、はっぷに大いに役立っているんです。」
アロマを究めて植物へフォーカスされ、生まれたはっぷの活動。
「年齢を重ねて得る価値や味わいをみんなで共有して、ハッピーなおばあちゃんになるのが、私の夢なのです。」
大橋マキさんのかわいいハッピーなおばあちゃんへの道は、アロマから始まっていたのです。
アロマセラピストの先へ、はっぷの活動の先へ、大橋マキさんの『生きていく。生きている。』は、まだまだ続きます。
撮影:前田 洋一(株式会社スタジオヨンジュウイチ)
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