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#ゲーム化希望
今に意識を持つこと ２８
トオルは、バイトでまとまったお金を貯めた。
そして、その間も本当の自分からのメッセージを見逃すことがないよう
「今」に意識を持っていた。
本当のオレがメッセージを送ることができるのは
五感＋インスピレーションの六感に働きかけるしかない。
目に見えるもの、広告、CM、本、映画、全てにおいて、楽しみながら、自分の気持ちが反応する言葉やメッセージを蓄えていった。
そして、オレが最も大切にして
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トオルは、わからなくなっていた。
しかし、心の底から楽しんでいた。
ワクワクしていた。
もし、本当のオレだと思っていたこの世界も
ゲームの中で、このゲームを進めているオレもいるのなら・・・
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簡単じゃないか。
オレは、一度クリアしている。
「今、この瞬間」に意識を向け、メッセージを受け取り
自分の望む事が叶った感覚を味わえばいいだけだ・・・
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オレは目が覚めた。。。。
「あれ、子供たち、静かだな、いつもは起こしに来るのに・・・」
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オレは・・・・・
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愕然とした。
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オレの部屋じゃない・・・
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オレは・・・・
「戻ったのか・・・。」
頬に涙
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頭の中がお花畑になった最強のオレのその後・・・
・会社を始めた。基本的には家族で経営している。しかし、年商は１年で５０００億を超えた。
・素晴らしいビジネス仲間にも囲まれている。
・パートナーと結婚し、可愛い子供もできた。男の子と女の子。これが本当にかわゆい。
・投資も始めたが、全て大成功。毎月数十億円が入ってきている。
そして１番嬉しい事
それは、豊かになったオレを見て
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このゲームの世界でのシークレット
それは
トオルからのメッセージを、受け取る事が上手くなっていたからだ。
このゲームの世界にヒントが現れてくる。それがわかるようになったのだ。
例えば、ふと目にした数字がソロ目だったら
そのゾロ目で意味がわかるようになっている。
・８８８８は豊かさのメッセージ
・９９９９は一つの出来事に終わりを告げるメッセージ
・１１１１は新しい何
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パラドックス
望んでも叶わないトラップ
そこに舞い込んできたヒント
・何かを望むということは、自分の願望を認識したことになる。そして、その望み方が大事になってくるのだ。
・「望むモノをください」と望むことは、「望むモノをください」という望みが既に叶っているのである。望むものがない状態を認識しているので、望むのもを望む現実が現れているのである。
だから、望むものを手に入れ
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調べ始めてわかったこと。
まず、この世界での自分の思考というものは、自分の思い込みや過去の経験、過去に刷り込まれた記憶が元になっているということ。
これは厄介だな・・・いや、待てよ、簡単だと思えばいいだけの話ではないか？自分の思考、思い込みが世界を造っているのなら、自分が簡単だと思えば簡単になるのではないか？
そう思った。不意にそう思った。
直感！オレがオレから送られるヒ
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方向性が固まったオレは、その日から頭の中をお花畑にすることにした。
幸い、クズ石川のおかげで、オレは単調な作業をしていれば給料がもらえるというなんともラッキーな状況にある。閑職に追いやられ、誰とも話をしなくていい状況が作られた。まだ、自分の軸がしっかりしないうちは、引き戻されやすいから、他人と関わらない状況というのは最高であった。。。。このタイミングでこうなるのも、トオルの采配
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オレが望むデータは抽出した。後は、このゲームの攻略法だ。
トオルのオレがヒントを送っているはずだ。あっちからはこちらにメッセージを送る事ができる。どうやって気づけばいいのかは、なんとなく分かっていた。
ゲームの中のオレに気づかせるためには、ハヤテの感覚を通して知らせることしかできない。ハヤテの目、鼻、口、耳、感覚、そして、感情。このゲームのすごいところは、ゲームのキャラクターが心
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オレはトオルでありオレはハヤテである。
オレは自分の望みについて考え始めた。
「今」に意識を持ってくると、欲しい情報にすぐに出会えることに気がついた。
前提として、オレはこの世界がゲームだということを知っている。
そして、望めばなんでも叶うことを知っている。
そのためのヒントが、トオルのオレから送られてきていることも知っている。
よし、
まず、集めたデータから自分が
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オレは、サラリーマンの家庭しか知らない。
しかし、このゲームには自分で起業して自由に暮らしているキャラクター
が沢山いる。
自由
自由とは
・行きたい時に、行きたいところへ、行きたい人と、行きたいだけ行ける状況。
・時間、場所、付き合う人間等、全てを自分で選択することができる状況。
そんなことが可能なのか？
いや、しかし、一部の人間はそれを可能にしている。
投資
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ハヤテ（トオル）は、常に自分がどんなことを考えているのか意識するようになった。
いろんな人にも会いに行った。
視点が高くなることで、見えてくることが沢山あった。
この世界のステージは段階があるが、ステージが低いキャラクターの性格は「依存的」であるキャラが多いこと。
それ以外にも、ステージが低いと他のキャラクターを攻撃しやすい、狡猾、騙す、足を引っ張る、そういった行為に走
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トオルのハヤテは、法則に夢中になった。
それまで何となく遊んでいた友達とも、誘いを断るようになった。
自分の時間を有効に使いたいと思うようになったのだ。
今まで、どれだけの時間を無駄に過ごしてきたか。
しかし、無駄ではなかった。
全てがつながっていた。
その時間があったからこそ、今のこの時間を大切さを実感できるのであった。
生活があるからまだ会社には行っているが、
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オレはトオル。
何気なく始めたゲームだが、意外に面白く夢中になっている。
今はちょうど夏休みだ。友達からの誘いも断り、ゲームを進めている。
ゲームの中ではハヤテが覚醒し始めている。
どしどし、ヒントを伝えて更に覚醒してもらわなければ！！
とにかく進めよう。。。
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©️2020/1 hiro