オンラインサロン俱楽部Baseball-Statio57『筑波大学佐藤投手のピッチングフォーム』(文字、動画20分05秒)
野球太郎で10点を付けさせて頂いた6名の選手から、来週のドラフト前までに投球動作分析を紹介するこのシリーズ。
2回目は、筑波大の佐藤投手を紹介したいと思います。
野球太郎での彼の分析評価はこうなっております。
『非常に素晴らしいフォーム。
荒々しかったフォームから今春は非常に安定したフォームに変化している。
骨盤を前傾させた重心移動から横の移動もバッチリ、そして張られた胸から素晴らしいリリースポイントで放たれる。
このリリースポイントが1番のポイント。
1つだけテークバックで肘が上がり切れていない。
それ以外は完璧。』
というような分析をさせて頂きました。
今までの分析結果と実際の投手成績を照らし合わせると、肘下がり、胸の張り、リリースポイント、この3つはできていなくても結果を出している投手がいることが判明しました。
ですので、この3点ができていなくても、点数は高くつける傾向に最近なりました。
ただ長い間活躍できるかという部分を考えると、やはり上記の3つはできるに越したことはありません。
彼の場合、肘が上がっていない、ということがありましたが、それ以上に素晴らしい部分が多く、プロでも活躍できるであろう10点をつけさせて頂きました。
ただ、前述したように、長い目で考えると、やはり肘は上がっていた方が良いとは思うので、今後の肘の上りを注目していきたいと思います。
動作指導~Baseball-Station筑後~
久保田正一
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