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Vol⑱『左投手の牽制について~動作的なポイントと練習内容~』

 今回は牽制の続きです。

 ✅『左腕の牽制』になります。

 左腕の牽制は、特に走者を騙し易く、左腕の見せ所でもあります。

 走者からしても、牽制の上手い左腕は嫌で、スタート切り難い、もしくはギャンブルでスタートする走者もいるくらいです。

 そこで今回、左腕の牽制における動作的なポイントと練習をお伝えしたいと思います。

 今回私がお伝えするのは、テクニック的なことではありません。首の動きが…とかそのような。

 このようなことは投手経験のある左腕投手から実際に習った方が良いかと思います。経験的なこととして。

 私がお伝えするのはあくまでも動作的なポイントです。特に下半身の動きになります。

 まず見てもらいたい動画があります。YouTubeにアップされている動画ですが、審判の山崎さんが解説している動画です。

 12分12秒くらいからご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=o_usCx1EI1w

 ここで左投手の牽制のポイントで言われているのが、

✅ プレートの後縁より右足が出たら投球しなければならない

✅ 踏み出し足の構えた位置から真っ直ぐ1塁方向へ出すこと

 この2つです。

 しかし、いろんな左腕投手の牽制動画を見ると、この説明通りしていなくてもボークを取られていない場合があります。

 その辺のポイントもお伝えしたいと思います。

 またボークに関しては、その審判の感覚的な部分が多いです。

 山崎審判が言われていたように、審判がボークと思ったらボーク、という時があるのです。

 これは実際の話なので、受け入れるしかないと思います。後は試合中にどう審判の状態を伺うか?ですね。

 これも重要なポイントとなります。

 では左腕投手の牽制について、動作的なポイントと練習方法をお伝えしたいと思います!

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