見出し画像

Vol⑫『スイングの軌道に対しての練習方法~軌道の種類に対する練習~』(2592文字動画5つ)

① 今回はスイングの軌道に対する練習方法をお伝えします。

 その前にまずスイングの軌道を考えないといけません。

 大きく分けると、スイングの移動は横の軌道と縦の軌道に分けられます。もちろんその間というか完全に2つに分かれるわけではありませんので、その傾向を把握しておく必要があります。

 そして練習ではそのスイングの軌道の違いをしっかりと行います。この違いを練習しておかなければ、その間の調整はもちろん難しくなりますので、非常に重要な練習になります。

 プロ野球選手でも、どちらかの軌道でしか打てない選手はいます。その軌道でどのようなボールに対応するのか?これができていれば、どちらだけの軌道でも構いません。

 しかし個人的にはできるだけ小さい頃からいろんなスイングの軌道を習得しておいた方が良いと考えています。

 良く見られるのが、低めの球を打つように素振りを指示すると、全くバットが低めにいっていない、ということです。

 本人のイメージと実際がかけ離れているのです…

 そのイメージと実際を合わせる練習が必要となります。

 今回は、横の軌道でのスイング練習、縦の軌道でのスイング練習、それぞれの練習方法と、高さについて動画を用い説明させてもらいます。

 高めのボールをどうやって打つのか?これにもポイントがあり、スイングの軌道をどうやって調節するのか?

 バットを動かすのは身体です、関節です。関節をどう動かせば、バットをコントロールできるのか?強いてはバットコントロールするのか?ということになります。

 それくらいこのスイングの軌道は重要です。

 ミートの状態ももちろん重要ですが、ミートの状態まで持っていく過程がスイングの軌道です。

 ここが理想の軌道になっていなければ、狙ったボールのところにバットがいきませんからミートしたくてもできない…要は空振り状態となります。

 特に空振りが多い選手、ジャストミートしない選手は必見です!

ここから先は

1,787字

¥ 600

現在、福岡県筑後市で野球肘検診などを近隣の医師、少年野球連盟、医療従事者、指導者と協力して開催しております。 プロ野球選手を呼んでの野球教室などしておりますが、資金面で厳しいところがあり、是非サポートして頂ければと考えております。 どうぞ宜しくお願い致します。