キョロロ
手塚建築研究所設計のキョロロを訪ねる。
竣工20年、豪雪対策としてのコールテン鋼の選択だったが、それを差し引いても良い選択だったと言えるんじゃないだろうか。
表層的には経年劣化がないように見えて仕方ない。
勿論、内装については20年の劣化がちゃんと現れているし、何より哀愁が漂っていると言えばいいか、そんな匂いを感じる。(多分人の入り具合などでそう感じたのかもしれない)
一番奥まったところの百段?超えの階段をひたすら登って、展望へ。
ここからの眺めは周りに建物などないから全体が見渡せて良いし、その効果が高い。(ちょうど黄金色の稲が見えています)
同じ階段をくだって、採集された昆虫標本の部屋。
この中のモルフォ蝶は本当に美しい。これは“着色”されているのではなく“構造色”なのであって、故に眩く輝くのだが・・詳細は割愛する。
それにしても・・
4mの積雪で1t/m2を超える耐荷重か。
こことは違うが、近くの場所で昭和20年の最高積雪は7.85mとのこと。
もしキョロロでそれだけの雪が降ったらどうなるのだろうか??
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