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誹謗中傷について考える会


最近の衝撃的なニュースといえば、テラスハウスに出演されていた木村花さんの自殺。何とも言えない喪失感と、誹謗中傷に対しての憤りを感じました。


私はテラスハウスが大好きで、中学生?高校生?のことからずっーと1話も欠かさず観ていました。好きなメンバーは…好きなシーンは…など、語り出すと止まりません。(私のことを知っている方なら、このテラハ愛を理解してくださっているはず…)

今回の木村花さんの死をきっかけに、色々なことを考えるようになりました。

つらつらと書いていこうと思います。


芸能人でもない、一般人が有名になっていくことによる弊害

最近では、インスタグラマーやティックトッカー、youtuber、など「芸能人」という肩書きではない”有名人”が様々な場面で誕生しています。

彼らのファンは、芸能人ではない”有名人”に対して簡単に接触することができてしまうのです。コメント欄や、dmなど。

それが時としてメリットとなり、より世の中のニーズにあった親近感のある配信に繋がっているのも事実です。


しかし、簡単に繋がれることによって今回のようにマイナスな面も直接彼らに届いてしまうのです。…それが誹謗中傷。

私は今回の木村花さんの死を受け、ツイッターで誹謗中傷をしている人のツイートを探してみました。実際にどんなコメントが寄せられていたのか。

そこには、「お前がいなければみんな幸せ」「早く消えろ」など言った鋭い言葉が1日に100件以上も木村花さんのもとに届いていたのです。


そして、こんな意見もありました。


「テレビに出ることは一定数の誹謗中傷を受けることも覚悟しなければいけない」「テレビに出るんだから、誹謗中傷がきても当たり前」「誹謗中傷で自殺するくらいなら、テラスハウスに出なければよかったのに」

などという意見。私も少しは、これらの意見に共感します。ですが、テレビに出ているからという理由で、誹謗中傷をしていい理由にはなりません。誹謗中傷を受けてしまう側の覚悟であって、私たち視聴者の誹謗中傷をしていい理由ではないのです。

もちろん、芸能人に対しても誹謗中傷をしていいわけではありません。芸能人は事務所に守られていることや、法的処置が取りやすいなどとも言われ、比較的個人で活躍するインスタグラマーやyoutuberよりかは耐性があるのかも知れませんね。

しかし、何度も言いますが、どんな肩書きであっても、どんな職種であっても、誰に対しても誹謗中傷をしてはいけません。


また、多くの人が誹謗中傷をしていることに気づいていない、なんていう無責任なこともあるようです。

そこで実際に弁護士に「私のこの投稿は誹謗中傷に当たってしまいますか?」という問い合わせも増えているんだとか。(今更自覚するなんて遅すぎる)


誹謗中傷が簡単には無くならないこの世の中で、一人一人が自分の個性を尊重しながら活躍することのできる社会は来るのでしょうか。面白いコンテンツも、人それぞれにあったツールも、誹謗中傷のせいでなくなってしまっては本末転倒です。


私たちは匿名であるからこそ、一つ一つの発言に責任を持って発信していかなければなりません。

(ただし、誹謗中傷をしている人に対して、誹謗中傷をするのは、負の連鎖ですよ。)


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