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Adobe生成AIの探求

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Adobeの生成AI (Firefly) および生成AIを実装しているPhotoshopやIllustrator、Adobe Expressなどのアプリやサービスの活用方法やプロ…
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最新モデル3を実装したAdobe Firefly の新しい仕様を確認する - Blog 2024/04/24

3月26日、Adobe FireflyのUIが刷新され、「構成参照(structure reference)」という新機能が搭載されましたが、昨日、2回目のアップデートが実施され、最新モデル「Firefly Image 3 (preview)」が実装されました。 生成AIは、頻繁にアップデートされていますので、その都度、検証し直すことになりますが、今まで不可能だった表現が可能になったり、作業が効率化されていきますので、常に「最新」を学んでいく必要があります。 関連記事:

最新アップデートでAdobe Firefly の使い方が変わってしまった - Blog 2024/04/05

先月26日、Adobe FireflyのUIが刷新され、「構成参照(structure reference)」という新機能が搭載されました。 この機能は、アップロードした画像を参照してオブジェクトの位置や大きさなどを生成イメージに反映させることができます。 昨日のライブ配信では、この「構成参照」を取り上げましたが、想像以上に「脱プロンプト」を推し進める実用度の高い機能だということがわかりました。 [ライブ配信]Creative.Edge Live - 1:新しいAdobe

Adobe FireflyとRunway Gen-2でアニメをつくる! - Blog 2023/12/13

今回は、オンラインイベントのレポートです。 Adobe FireflyとRunway Gen-2を使って、簡単なアニメを制作しました。 イベントは1時間しかないため、完成したムービーは「7秒」です。 ただ、素材が何もない状態で、キャラクター画像と背景画像の生成、ビデオ生成をしています。この短い時間で制作できたのは驚きです。 ※キャラクターの声は、AI音声合成エンジンを使用しています。 1. Adobe Fireflyでキャラクターを生成するまず最初にキャラクターを決めます

好みのイメージを簡単に生成できる! Adobe Firefly 脱プロンプト入門 - Blog 2023/11/30 高校生のためのAdobe Firefly[4]

特別講座のテキストアーカイブです。 動画のアーカイブは個人情報を含むため、非公開になっています。 特別講座の第2部は「テキストプロンプトは最小限にして「スタイル効果」を活用しよう!」という内容でした。第3部は、スタイル効果より強力な「参照画像」について学習しましたが、今回は参照画像ファイルをアップロードしてスタイルを適用します。 第3部を復習しておいてください。 Adobe Firefly 生成一致 (Beta) 脱プロンプト入門 1. ペンギンのキャラクターを生成し

[詳細版] Photoshop生成拡張の画質劣化を回避するプラグインの使い方 - Blog 2023/11/26

追記(2024年4月24日): この問題は2024年4月24日に公開されたPhotoshopベータ版に実装された新機能で改善されました。Photoshopベータ版の「ディテール向上」機能 Photoshopの生成AI(Firefly)は、拡張生成する際、1024x1024の画像を生成し、アップスケールして領域を埋めていくため、画質が劣化してしまいます。この問題を回避するプラグインの使い方を解説します。 この問題の詳細については、以下の検証記事をご覧ください。 Phot

Adobe Fireflyの生成品質をMidjourneyに近づける方法 - Blog 2023/11/21

脱プロンプトの決定版 Adobe Fireflyの実写系の生成品質はまだMidjourneyに追いついていませんが、参照画像の設定でかなり近づけることが可能です。 とても簡単なので試してみてください。 (1)以下のシンプルなプロンプトで生成します。コンテンツタイプは自動、視覚的な適用量はデフォルトのまま生成してください。 (2)生成一致の「画像をアップロード」をクリックします。 (3)Midjourneyで生成した画像をアップロードします。 「続行」をクリックします

本日のAdobe Fireflyの仕様変更?でプロンプトの共有ができなくなった...。 - Blog 2023/11/16

本日 (11月16日)、Adobe Firefly Image 2 のベータが取れました。正式な機能として利用できるようになりましたので、本格的な検証を開始したいと思います。 ただ… 問題が一つ。 プロンプトの共有ができなくなりました…. この問題は解決しました(元の仕様に戻りました)!生成した画像を共有したい場合、画像に表示される出力アイコンで「リンクをコピー」を選択すると、URLを取得することができますが… リンク先のページにプロンプトがありません。 「生成したい

Adobe Fireflyでファッションマガジンを作ろう! - Blog 2023/10/18 高校生のための生成AI

今日は、Adobe FireflyとAdobe Expressを使ってファッション雑誌のプロトタイプを作成する学生向けの特別体験講座を実施しました。 タイトルに「高校生のための生成AI」と書かれてますが今回は夜の時間だったので、大学生・専門学校生が中心です(高校生は参加していません。高校講座では絵本を作成します)。 特別体験講座なので、生成AIを活用したアートワークの「体験」が目的です。Fireflyの習得を目指したものではありません。 Adobe Fireflyは「Fir

Live - 2023/09/13 Adobe生成AIが商用利用可能になったので朝までライブ

本日(13日)、Adobe Fireflyが正式版となり、商用利用も可能になりましたので、ベータ版で試してきたことを確認していきたいと思います。 (Fireflyベータ版では20億枚以上の画像が生成されたようです…) 朝5時からミーティングがあるため、4時30分くらいまでVimeoライブしながらこちらで情報をまとめていきます。 Adobe Liveでも生成AIのライブをやっています。午前9時から午後4時まで(米国時間) 続きは以下のページで更新しますLive - 2023

Blog - 2023/09/07 「Adobe Expressの生成AIを試す」研究会レポート

本日は、生成AIを実装したPhotoshopベータ版とAdobe Expressの活用方法を探求するオンラインイベントの第3回目を実施しました。 Adobe Expressはコンシューマー向けのデザインストア型統合ツールです。「プロではない人」が利用できるデザイン制作ツールとして、学校でも活用されています。プロフェッショナルが要求する高度な機能は搭載していませんが、デザインの知識や経験がなくても直感的に使用できるように設計されているのが特徴です。 先月、生成AI(Adob