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革新的となれるか!?「CO₂」でタイヤ作成

「CO₂」でタイヤを作るとか言うお話を聞いたので
できるとこまで、噛み砕いて説明というか要約してみた。

開発の目的

二酸化炭素(CO2)をブタジエンに高い収率で変換する触媒を開発し、
脱炭素化を推進すること。


そもそも、ブタジエンって何者?

こんな奴で

ブタジエンの開発と使用は19世紀から始まった。
ブタジエンの重要性は20世紀に入ってから明らかになり、
特に1929年に自動車タイヤに利用できる程度の強度を持ったゴムを開発したことで、その重要性が増したとか。
また家電製品や雑貨に広く用いられるプラスチックであるABS樹脂の主原料の1つでもあるのよってばっちゃんが言ってた。



触媒の種類 

CO2をエタノールに変換する新たな触媒と、エタノールをブタジエンに変換するゼオライト系触媒。


変換率

CO2からエタノールへの最高変換率が40%
エタノールからブタジエンへの最高変換率が60%



触媒の特徴 

高価な貴金属を使わず、安価な固体触媒により高水準の触媒性能を可能にした。


実用化の目指す時期 

2020年代末までって。 
だいぶ先のお話、その時まで自分の心臓は鼓動してるかなー?


まとメモ

トーヨータイヤと富山大学はCO2をブタジエンに高い収率で変換する触媒を開発し、
タイヤの主原料であるブタジエンゴムの合成に成功と。
この開発はCO2を石油の代替原料としてタイヤ原料に再利用し、
脱炭素化を推進することを目指し実用化に向けて、
品質やコストの改良に取り組んでる最中。今後の追加情報が楽しみだね。


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