メジャー化以降の新海アニメは、たくさんの人柱の寄り童でできている(と考えられる)。

新自由主義と拝金主義は違うで。
なんでキリスト教でプロテスタントが生まれたか、高校生くらいの知識ならわかるよね(山川ポイント大でしょう)。
そんなアホなことにわが国は堕ちているのだよ。少なくとも昭和20年までは、ゼニとこころが分離していたから(だから大東亜戦争→太平洋戦争という全ての人にとっての災厄も生み出してしまった)。
全てがゼニでそのために生きる社会から、それを価値にしている人々から逃げろ、たぶん昨日と変わらないけど、犠牲になる必要はないと、『天気の子』は語っていると思う。出てくる登場人物のみんな、僕の人生で特殊能力以外は似た人に会ったことある。生きたらなにかある、それだけだ。
ところで陽菜さんみたいな人に「貧困調査」している、文科のトップの官僚という設定は『天気の子』には出てこないなあ。まあ、美しい絵にならんから、でなわな。そういうギリギリをあの映画は大多数の大衆相手に突いている、異世界のジブリではなく、リアルをよりリアルに演出するセカイを見せて。
それ考えて『天気の子』みると悲しくなるんだ。
あからさまにしてくれて、新海監督ありがとう。
ところで、監督と近い人とそんなん話ししたら連絡取れなくなった。リアルですのう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?