外国からの(日本の)メディアアートリサーチに対する、クイックアンサー。
お題: 今の(若手の)メディアアートによるアクティビストを教えてほしい
紹介した人: 門脇篤さん 既に:エキソ二モさん
日本のメディアアートの多くは、広告や科研費で食っているので(ラジカルだと自称する**氏など好例)、ポリティカルなにおいがするだけで、実はノンポリな世界で、わが国以外のメディアアートの舞台で重要な発展の担い手となっている、アクティビストが出る隙がありません。
そのような厳しい環境であっても、テクノロジーにおける社会の変容を、クリエティカルに提示しきる、エキソ二モさんのように、素晴らしい作家がおられますが、既にリサーチされていると拝察します。また、「メディアアート村」というような、学閥や人間関係で評価される側面もあり、それがアートワールドとしての日本のメディアアートの領域を狭くしています。
このような世界ではなく、メディアを用いることで、新たな回路をつくる作家が生れており、そのような方々こそ、評価されるべきだと考えております。
まず、私が勧めるのは、仙台をベースに活躍する門脇篤さんです。
メディアアートの世界ではノーマークですが、日本におけるコミュニティアート界では注目されている存在です。
自ら、新しいメディアを駆使し、私のキュレーションを通じた応援で、被災地のさまざまな人をアーティストにしたレーベルを立ち上げるなどの活動をしております。
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