8次下請けの「真水」を計算してみた

今、8次下請けがアツいですが、一般的な手数料率とされる20%を引いていくと、100の事業予算のうち、8次に降りてくる事業費は16.8にしかなりならなくなります。中抜きって、キツいですねえ。
ちなみに、消費税分は含まれていません。過酷ですねえ。

キャプチャ

ところで、日本を動かすとされる大手広告代理店ですが、その手数料の範囲で極めてしっかりとした仕事をされます。本当、質がよくて、その質の一端を担う下請けにもよくしていただいています。なので、いちがいに、抜いているだろう、とはいえないのです。

でもね、そんな質もケアを担保しないで抜くやつが数多いるのですよ。
何もしていないのに抜くのはアホだろって。相手先の経理さんから「(ついた担当)リアルに働かないですよねえ」となぐさめられたりしますが、働かないのに高率抜くのはアホだろう。そうやって、わが国の末端は弱っていくのです。

2割抜きたいなら、電通さんなみにちゃんと働いて、ケアしなさいですよ。もう。
※ちなみに、この記事を書く発端となったイシューですが、電通による記者会見の通り、そんなに高利に抜いていません。なので、この計算式は思考実験と考えてください。

でもね、何もしないのに、抜きたがる奴、多すぎ!

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